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高杉さと美 Blog

『TIME/タイム』

公開中の映画『TIME/タイム』

ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド主演。
アマンダ好きな私はもちろんチェック。

毎回メイクやヘアスタイルなど、役によって色んな顔を見せてくれる彼女。
今回のパッツンボブと猫ちゃんメイクも可愛かった〜 。
ミニのワンピ姿も似合っていました。
やっぱりファッションやメイクは、作品の“観たい度”にかなり貢献します。


『TIME/タイム』



















科学技術の進歩により、すべての人間の成長が25歳で止まる世界。
25歳を過ぎると、それぞれの左腕に埋め込まれた時計がカウントダウンを始める。
残り時間が、その人の寿命。

時間が通貨の役割を果たす世界。
貧しい人は、今日を生き抜くために必要な“時間”を得るべく、走り回る。
裕福な人は、ありあまる命と富をもて余し、永遠に生き続ける。
激しい格差社会。


時間=お金=命であるという設定は、現実とかけ離れた話だとは言い切れない。
お金があることで、時間を有効に使える場面もあるし
延命治療の技術が進んだ今、お金を命に替えているという考え方もできる。

けれど結局、時間とお金そして命が「=」で結ばれることはありません。

色々な発明がなされても、人の命や時間が神秘的なものであることに変わりはなく、未知のまま。

『TIME/タイム』にあるような、命までもが人の手の内に収まってしまう世界を見ると、未知でいることに ほっとします。

何もかもを操れるようになったら、人は壊れてしまいそう。
時にこの富裕層の人たちのような暮らしに憧れながらも、それは憧れに止めておくほうが幸せなのだろうと思います。

いま目の前にある時間について、あれこれ考えたくなる映画でした。

TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中
© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX

『ヒューゴの不思議な発明』

『ヒューゴの不思議な発明』

舞台は1930年代、パリ。
父を亡くした少年・ヒューゴは、一人きりで駅の時計台に隠れ住み、
毎日時計のねじを巻いて過ごしている。
唯一の友は、父が遺してくれた、壊れた機械人形。
その人形の秘密を探るうちに、運命をも変える重要なメッセージがあることに気がつく…。

3月1日(木)公開の『ヒューゴの不思議な発明』

いままで観た3D作品の中で一番ワクワクしました。

ストーリー、構成も魔術的に素晴らしくて。
まず映像が本当に綺麗!
人々の表情、建物の質感、空気、色、すべてが美しく、ロマンティックでした。
これは2Dではなくて3Dで観るべきかも。


夢とは何でしょう。現実から遠い場所にあるものでしょうか。
いいえ! いつも私たちのすぐそばにあって、輝いています。
うまく見つけ出せるかどうか、それ次第で世界は素敵になるのです。

ヒューゴが住む時計台から眺めるパリの街は特にキラキラしていて、
この映画が持つ大切なメッセージを表す、大好きな景色でした。


マーティン・スコセッシ監督の映画への愛情もたっぷり伝わってきます。

映画作りという、夢を紡いでいく作業。
実在の人物ジョルジュ・メリエスの苦悩、情熱、功績を通じて描かれるのは、
いままさに夢が生まれる瞬間。

「どんなときも魔術師であれ!」
私の座右の銘に追加されそうです。

映画が好きな人、冒険がしたい人、ものを作るのが楽しくて仕方ない人、いま寂しい人…。
そんな人におすすめします(^.^)

2012年3月1日(木)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開
© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

『ヤング≒アダルト』

突然ですが、私はいま26歳。

年齢的には大人でも、自分としてはいまいちピンと来ない「大人」という言葉。

20代にもなれば、もっとクールに物事を捉え、いまとは全く違う考え方をしているんだろうと思っていたあの頃。
しかし、いざその年齢になった今、当時と変わったことと言えば…簡単に数え終わってしまうぐらい、少ない気がする。

それどころか 家族、身近な友達、スタッフ、おまけに初対面の占い師さんにまで、
子供のまま大きくなった人だと言われる。

想像の中の大人と現実の大人は、どうやらだいぶ違っていたみたい。


このタイトルを目にしたとき、「私のことだ!」と思った。
きっと共感ポイントがたくさんあるだろうと思い、楽しみにしながら試写へ。

でも結果は、想像と違った(笑)。

久しぶりにこんなに共感できない、いや共感したくないヒロインに出会ってしまった!

『ヤング≒アダルト』

シャーリーズ・セロン演じるメイビス・ゲイリー(37歳)。
バツイチ、彼なし、アルコール大好き。
見栄っ張り、がさつ、自分勝手、勘違い。
近くにいたら友達になりたくない、ってタイプの女性。

そんな彼女が、学生時代の元カレとヨリを戻すべく大嫌いな生まれ故郷へ帰り、
嵐を巻き起こすストーリー。

メイビス・ゲイリーは見た目は綺麗だし、考え方によってはチャーミング? だけど、やっぱ性格悪い! っていうのが正直な印象(笑)。
でもその中に、ひとりで生き抜く女性の大変さをすごく感じて、憎めなかったのも事実。

選択肢が多い分、人生に悩む場面も多い現代女性。
そのダークな本音の部分が切り取られ、なかなかパンチのある作品に仕上がっています。
この感じ、ジェイソン・ライトマン監督らしいと言えばそうかもしれません。

メイビスをお手本にしようとはちっとも思わないけれど、周囲を気にせずゴーイング・マイ・ウェイ! を貫く度胸、これはやっぱり大切だなと。

共感したくない、でも決して他人事ではない。
勇気と危機感を同時に与えてくれる1本です。


2012年2月25日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.

『ペントハウス』

信頼を寄せる誰かに酷いことをされたら、あなたは黙って耐えますか?
それとも仕返しする?


ただいま公開中の 『ペントハウス』 。

『ペントハウス』

こちらは完全に、やられたらやり返す! の1本です。
ちなみに私も…黙ってはいませんね。

舞台はニューヨーク・マンハッタン。
サービス抜群の高級マンション《ザ・タワー》で、住人と使用人たちの争いが繰り広げられる。

始まりは、最上階のペントハウスに住むウォール街の富豪、アーサー・ショウの逮捕だった。

ザ・タワーに勤めるコヴァックスは、使用人たちを取りまとめる凄腕マネージャー。
住人の好みからスケジュールまで完璧に把握するが、「一切干渉しない」というモットーのもと働いていた。
ショウの逮捕後も変わらないサービスでもてなそうとするが、ある事実が浮上し、状況が大きく変化する。

ショウを信頼していたコヴァックスは以前、自分を含めた使用人たち全員の年金資金をショウに預け、運用を頼んでいた。
しかし金融詐欺により逮捕されたショウ、実は使用人たちの資金を私的流用していたことが判明。
更に警察の捜査によれば、2,000万ドルの裏金を隠し持っているらしい…とのこと。

これまで忠誠を誓ってきたコヴァックスは、裏切られた仲間たちの敵を打つべく、
ショウに宣戦布告をする。
FBIが24時間監視する中、2,000万ドルを盗み出そうとするのだが…。


仕返しのため盗む!
一見、あるあるなストーリーなのですが、
盗みを試みる登場人物たちがほぼ素人というのが新鮮です。

そもそもみんな詐欺の被害者たち。これまで犯罪と無縁の彼らが、プライドと生活を賭け悪に立ち向かうというのが、さらにスカッとできるポイントかもしれません。

チームワークもグダグダで、全く上手くいかなさそうなのですが、
なんだかんだで意外と…★ 応援したくなります。

『ナイトミュージアム』のベン・スティラーが、いい具合の間抜け感を漂わせつつ作戦を引っ張る切れ者をかっこよく演じています。


TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開中
© Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

『イヴ・サンローラン』

何もない空間に線を引き、色を重ね、自分らしさを見出だしていく。


自分自身と出会うことは、最大の喜び。


『イヴ・サンローラン』
誰もが知るデザイナー、イヴ・サン=ローランの軌跡を辿るドキュメンタリーです。

印象的な言葉と音楽、アートに触れられる作品に仕上がっています。

21歳という若さで「クリスチャン・ディオール」の後継者となり、
その後、自身のブランドを立ち上げたイヴ・サン=ローラン。

彼の成功と苦悩の日々を、誰よりも近くで見てきた生涯のパートナー、
ピエール・ベルジェが語ります。

イヴとピエールは50年以上の年月を共に過ごし、2人の家には長年集め続けた数々の美術品が溢れていました。
それらの品がイヴの死後オークションにかけられ、一つ、また一つと部屋の中から姿を消していく映像が収められているのですが、何とも言えない寂しさとロマンを感じました。

時代を創り、時代に沿い、時代と闘った人。

その偉業を支え続けたパートナーが回想するのは、決して踏み入れることのできないひとりの男の孤独と、愛の形。

人は誰しも、自分ひとりでは抱えきれない物と、自分ひとりでしか抱えられない物、
両方を持っているのだと思います。


発売中/アミューズ ソフト エンタテインメント

© 2010 LES FILMS DU LENDEMAIN - LES FILMS DE PIERRE - FRANCE 3 CINEMA

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プロフィール

高杉さと美

THEME

わたしは映画で旅をする。心の向くまま好きな場所へ。今日もまた、新しい出会いがひとつ♪

1985年7月11日生まれ、東京都出身。 '07年6月に映画「西遊記」イメージソング『旅人』でデビュー。同年、日本レコード大賞・新人賞/ベストヒット歌謡祭2007・新人アーティスト賞を受賞。翌'08年には「東京ディスニーリゾート®25thアニバーサリー」テーマソングとして石井竜也氏とデュエットを果たす。見るものを引きつけるヴィジュアルと、聴くものを癒す優しく透明感あふれる歌声、等身大かつ洗練されたメッセージが、新しくも懐かしい独特の世界をつくりだしている。

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