突然ですが、私はいま26歳。
年齢的には大人でも、自分としてはいまいちピンと来ない「大人」という言葉。
20代にもなれば、もっとクールに物事を捉え、いまとは全く違う考え方をしているんだろうと思っていたあの頃。
しかし、いざその年齢になった今、当時と変わったことと言えば…簡単に数え終わってしまうぐらい、少ない気がする。
それどころか 家族、身近な友達、スタッフ、おまけに初対面の占い師さんにまで、
子供のまま大きくなった人だと言われる。
想像の中の大人と現実の大人は、どうやらだいぶ違っていたみたい。
このタイトルを目にしたとき、「私のことだ!」と思った。
きっと共感ポイントがたくさんあるだろうと思い、楽しみにしながら試写へ。
でも結果は、想像と違った(笑)。
久しぶりにこんなに共感できない、いや共感したくないヒロインに出会ってしまった!
シャーリーズ・セロン演じるメイビス・ゲイリー(37歳)。
バツイチ、彼なし、アルコール大好き。
見栄っ張り、がさつ、自分勝手、勘違い。
近くにいたら友達になりたくない、ってタイプの女性。
そんな彼女が、学生時代の元カレとヨリを戻すべく大嫌いな生まれ故郷へ帰り、
嵐を巻き起こすストーリー。
メイビス・ゲイリーは見た目は綺麗だし、考え方によってはチャーミング? だけど、やっぱ性格悪い! っていうのが正直な印象(笑)。
でもその中に、ひとりで生き抜く女性の大変さをすごく感じて、憎めなかったのも事実。
選択肢が多い分、人生に悩む場面も多い現代女性。
そのダークな本音の部分が切り取られ、なかなかパンチのある作品に仕上がっています。
この感じ、ジェイソン・ライトマン監督らしいと言えばそうかもしれません。
メイビスをお手本にしようとはちっとも思わないけれど、周囲を気にせずゴーイング・マイ・ウェイ! を貫く度胸、これはやっぱり大切だなと。
共感したくない、でも決して他人事ではない。
勇気と危機感を同時に与えてくれる1本です。
2012年2月25日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
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