ケイズシネマ トークショー ゲスト変更のお知らせ

4月21日(水)にトークショーをお願いしていました
松江哲明監督が、現在、ご自身の作品『ライブテープ』で
ドイツ・ニッポンコネクションに参加されていまして、
アイスランドの火山噴火の影響で、帰国することができず、
トークショーには参加できなくなってしまいました。
直前の変更で申し訳ありませんが、ご了承ください。

トークショーは矢崎監督お1人で行う予定です。
上映後ですので、お客様からの質問も受けつけたいと思います。
ぜひご参加下さいませ。

■日時:4月21日(水)20:50回の上映後(22:50頃トークショー開始)
■会場:新宿 ケイズシネマ
■登壇者:矢崎仁司監督 (予定)

ケイズシネマにて矢崎仁司監督×松江哲明監督によるトークショー決定!

4月21日(水)、新宿ケイズシネマにて、
矢崎仁司監督、松江哲明監督によるトークショーを行います!
『スイートリトルライズ』の面白さ・魅力について、
たっぷり語っていただきます。

見る度に発見がある作品だと思います。ぜひ1度見た方も
トークショーとあわせてお楽しみ下さい。もちろんまだご覧頂いていない方はぜひ!

<日時> 4月21日(水)20:50の回上映後
<会場> ケイズシネマ(新宿)
<登壇者>矢崎仁司監督、松江哲明監督(『ライブテープ』『あんにょん由美香』など)

監督同士ならではの、深くて楽しいお話が聞けると思います。
ぜひご参加ください。

4月10日(土)よりケイズシネマにて上映開始!

4月10日(土)より、新宿のケイズシネマにて
『スイートリトルライズ』の上映が開始されます。

詳細はケイズシネマホームページをご覧ください。
ケイズシネマ ホームページ

「トップランナー」(NHK)に大森南朋さんが出演します!

4月10日(土)夜11:30から放送される、
「トップランナー」(NHK)に、大森南朋さんがゲストとして出演します。

ぜひご覧ください。

トップランナー公式HP

矢崎仁司監督、狗飼恭子さん、石井勲さんによるティーチイン・トークショーが行われました。

DSCF2664-1.jpg

4月3日(土)、矢崎仁司監督、脚本家の狗飼恭子さん、撮影監督の石井勲さんによるティーチイン・トークショーがシネマライズにて行われました。このトークショーの一部分をご紹介します。


矢崎監督と狗飼さんは、矢崎監督の前作『ストロベリーショートケイクス』でもタッグを組んでおり、監督は「狗飼さんと最初に会ったのが『ストロベリーショートケイクス』の脚本をお願いしたときです。今まで自分で脚本を書いたり、関わってきたので、そろそろ人の脚本で撮ってみたいという気持ちが沸いてきたのが、『ストロベリーショートケイクス』の時です。その時に、狗飼さんにお願いをしたら、トップシーンにすごいことが書かれていて。ご覧になった方は分かると思うんですけど、主演の池脇千鶴さんが商店街をパジャマで引きずられるシーンで、"うわっ、すごいな"と、人に脚本を頼むということはこういうことかと。自分では絶対書かない、絶対書けない恐ろしいトップシーンで、でもすごく上手いなと思いました。その後、WEBで短い10分くらいの作品を作った時にも、狗飼さんにお願いをしました。狗飼さんの書く、自分では想像ができない、脳みそをくすぐられるようなシナリオが好きで、それで今回もお願いしました」と経緯を語りました。

それを受けて、狗飼さんは「そんなにたくさん褒めてくださるわりには、今回の脚本は16稿まで書いたんですね。16稿ってどういうことか、書かれてらっしゃらない方には分からないかもしれないですけど、16回書き直すということなんです。時間にしても2年半、本当にほぼこれだけ書いていたというくらい書いていたので、それが苦労といえば苦労ですけど。でも私も矢崎さんの映画が大好きなので、すごく楽しかったです」と語りました。
すると監督が、「そう言われると、すごく僕が粘って16稿まで書いてもらったみたいに聞こえるかもしれませんけど、プロデューサーの方とかを交えてのミーティングで、まあ、10稿くらいで僕はもういいかなと、思っていましたけど、いろいろな人がいろいろな意見を言っている中で、良くなればいいなと思いながら、黙っていました(笑)」。

矢崎監督の『風たちの午後』『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』と、ほぼすべての作品で撮影を担当している石井さんは、監督との仕事について「昨日、新宿でちょうど『風たちの午後』がレイトショーでやっていたので、久々に見に行きました。最初に矢崎さんと一緒にやった作品だったので、どんな風にやっていたかを思い返してみたのですが、そんなに今と変わっていないですね」と感想を述べると、思わず監督から「そんなに成長してない?」と突っ込みが。石井さんは、「現場でやっていること自体は、撮影するという事に関してはそんなに大きく変わっていることはないなってことですよ」とフォローすると、監督は「それはちょっとショックですね。だいぶ大人になったような気がしていましたけど・・」と呟き、会場は和やかな雰囲気に包まれました。


続けて行われたティーチインでは、観客の方から以下の質問が投げられました。


質問:「窓を使った撮影、映像が印象的でした。シナリオを読んだ時点で、その画を考えていたのですか?」

石井さん:
考えていたのは矢崎さんです。イメージを伝えるのが矢崎さんなので、こういうふうにしたい、こういうふうに撮りたいというのは、全て矢崎さんがアレンジしているものです。瑠璃子は、"聡は私の窓"と言っているので、その窓と家の関係と、またその瑠璃子は逆に聡にとっては家、家の中、窓の外・中ということなので、その対比だけをしっかり明確に映せればなといいなと思っていました。窓は、基本的にその窓枠だけはしっかり見えていないと、窓の印象がなくなってしまうので、必ずその窓枠の中に人物が入っている印象を明確にして撮りたいなとは思いましたね。

質問:「狗飼さんに、小説を脚本にすることで気をつけているところは?」
狗飼さん:
小説というのは、感情のすべてを見せて書けますし、目で見て美しいものを書くものだと思うんですけど、脚本だと、脚本の状態でどんなに美しいシーンや美しい台詞を書いていても、耳で聞いた時に、全然違ってしまうことがあるんですね。ですので、脚本にするときは、なるべく耳で聞いて分かる。また、キャラクターごとに違う話し方をするように、ということをすごく心がけています。

質問:「監督と狗飼さんにお聞きします。男性のキャラクターを描くときに、どういった話し合いをされますか?」
狗飼さん:
私、『ストロベリーショートケイクス』まで矢崎さんの映画に出てくる男の人で付き合いたいと思った人が一人もいなかったんですよね。なんて嫌な男なんだって思いながら自分でも書いていたりしていました。それはたぶん矢崎さんが、人間の良いところだけじゃなくて悪いところも含めて、映し出される方だからだと思うんです。なので、気をつけているのは、やはり私だけが好きな男を書かないようにすることですかね。

矢崎監督:
基本的に、僕は男も女も悪く書いて欲しいなと思っているんですね。僕は大好きな人しか映さないので、悪い部分がいっぱいあればあるほど、まるごと好きです、ということを皆に言えるので。だから、でも良い部分より悪い部分を書いてもらえるほうが、人がよく分かりやすいというか。基本的にはわりと悪く書いてもらいたい、といつも思っています。

質問:「映画の中で、カメラが家の廊下から引いていくシーンと、最後の玄関から家の中に入っていくシーンがあり、そのカットがこの映画のテーマとして印象的でした。そういうカットは脚本の段階で思い浮かぶアイデアですか?」

石井さん:ラストの玄関側から家の中に入っていくというカットに関しては、もう脚本の段階からそれはシーンとして成り立っていました。あの二人がこの後どうなるのかっていうことは観客にゆだねようということで、あのカットをとりました。あとは、今回は廊下がキーポイントだったので、最初は矢崎さんから言われて、一緒にいろいろな絵画を見て、いろんなところからインスパイアされて、あの長い廊下を映しました。