シネマカフェ映画業界人ブログ

シャングリラ

2008年03月22日 by 沖田敦 (プロフィール)   RSS配信

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今日は午後1時から、Bunkamura オーチャードホールで楽日を迎えた「シャングリラ」を観劇。

雲南省の7つの少数民族に伝わる歌や踊りを、ペー族のヤン・リーピンが壮大なスケールでまとめ上げたオペラというか、組曲のような作品。創世記、大地、故郷、聖地巡礼と題された4つの章を、プリミティブな歌と踊りでダイナミックに見せていく。

ヤン・リーピンは2回だけソロを踊るのだが、独学で学んだというダンスは身体原語のポキャブラリーに乏しく、優雅ではあるが、場持ちはしない。彼女を際立たせるために配置したはずの他の集団舞踏の方が、結果として彼女の舞いを圧倒し、観客の心はむしろ彼らの方に魅了されるばかりである。イ族の若い娘たちによって演じられる「打歌」などは、彼女たちの声、踊りが純粋なだけに、よりリアルな存在感を見せつけて素晴らしかった。

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