かみさんがまたスペインに長期出張に行ってしまった。そんなワケで溜まっていた本をかたっぱしから読みまくる。「1976年のアントニオ猪木」は著者が4年もかけて76年当時の猪木VSモハメッド・アリ戦、オランダの柔道金メダリストとの戦い、韓国、パキスタンでの戦いという4つの出来事をわざわざ現地に取材に行き関係者に当時の真相を暴く。モハメッド・アリ戦は世界中から世紀の凡戦と言われてしまったが、著者はこの戦いこそが現在の異種格闘技の原点なのでは?と分析する。要するにモハメッド・アリ戦はプロレスのショーではなく、ガチンコのリアルファイトだった可能性が高いってことだな。オレもこの戦いは見たことあるけど、それまで世界最強だと思っていた猪木がマットに寝てるだけってどういうこと?と一瞬失望した記憶がある。この本を読むと76年という年は猪木にとっても日本のプロレス界にも異常だった出来事が連続的に巻き起こったということがわかってかなり面白かった。猪木本人のコメントが無かったのは残念だけどね。著者の取材力にも感動する。もう1冊面白かったのは幻冬舎社長の見城さんの「編集者という病」。角川書店に在職中からウワサは聞いていましたが、ここまで凄い人とは驚愕しました。もうすでに生きる伝説となってますね。まさにウソのようなホントの話の連続で感動しました。
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