古い日本人なのか、朝礼というものを大切にしている。自分を含めて、同世代はこういう団体行事というものにあまり慣れていない。体制に対しては反抗しろというのが、私の生き方だった。なぜか立場的に生徒会とかをやらされても、心のどこかで「分かるよ、来たくないよなぁー、その気持ち。うんうん。」と壇上から、統制の取れない生徒を見ながら発言と心の倒錯に苛まれたものだった。
カフェグルーヴでは吹っ切れたのか、かなり気合いを入れている。朝一、8時半から営業会議があるので、それに参加してから、この一瞬に集中するのだがスタッフの顔を見ていると面白い。頷く人間、あくびをする人間、聞いてなさそうで多分聞いている人間。職人系が多い会社ならではの風景だ。一番大切にしているのは、その中でも全体の表情バランスを読み取ることだったりする。私の話なんてどうでもいいわけだ。大切なのは定刻に顔を揃えて、お互いの状態を確認することだ。
そんな朝会だが、本当の楽しみは…。解散後の最高のカフェと、その日の朝に買ってきてくれたドーナッツだ。ラウンジでカフェをしながら、ドーナッツをガブり。垣根を越えた会話に、笑顔が生まれる。
新しい朝を迎えられた喜びを、何もなくても喜んでほしい。私も常にそう思えるようになりたい。
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