いよいよ、“La casa del Habano”のレセプションパーティの日だ。昨年のキューバ出張から一年以内の事業お披露目、素晴らしい。事業を途中から引っ張ったのは、経営企画トップこと粟井である。私としては、アサイニングにあたってひとつの想いがあった。コンサルティング業界からやってきた彼に対して、泥水をすくう作業の連続である海外交渉とリアルビジネスの立ち上げの難しさを経験してもらいたかったのだった。
外見からはあまり分からないが、カフェグルーヴは匠の集団である。メディアレイアウトの達人、フラッシュスクリプトの達人、リアルイベントの達人、ネットワーク構築の達人、エスプレッソ淹れの達人、酒販ビジネスの達人…本当に枚挙にいとまがない。ITから始まったカフェグルーヴは、映画、ファッション、ブランド、ゴルフ、イベント、飲食、酒販…と事業領域を拡大してきた。全ての事業領域を、自分たちで考えることをモットーにしている組織でもある。それは情熱を持った人間が責任をもって遂行することに他ならず、それ以上でも以下でもない。
常にスタッフは口だけではなく、頭をフル回転して手足で物を創り出すことを忘れなかった。そのプロセスに飽きた人間はすぐ辞めるし、飽きずに楽しみへと昇華したスタッフはいつでも笑顔を忘れない。そんな人間的な会社だ。
コンサルティングで論理的な思考を得た彼にとって、論理のみならず情理でビジネスを考えるタイミングだと思った。手足を駆使して汗だくになって事業を興す楽しみは、頭を使う以上に何十倍にもなって返ってくるからだった。

グラウンドデザインを私が描いていたのもあり、アーティスティックな感性をまずは読み取ることから始まり、世界初のウォークインヒュミドールだの、世界にない“La casa del Habano”だの、いろいろな私からの高レベルな要求に対しても、良く耐えて頑張ったと思う。私同様、子供二人いる家庭人でもある彼、奥さまには申し上げないと思いつつも、オープニングレセプションはぜひ見ていただきたかったなぁっと思った。
それはカフェグルーヴが放った中で、最高のイベントであったことは間違いなかったからだ。ビジネススタートは2月1日、そこからが本当の意味でのスタートだ。キューバ大使館を始め、ハバノス本社、香港、そして日本の優秀なチーム、インターナショナルなチームがこの世を創り出すのが当たり前な時代になったのかもしれない。
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