6、7年前だったかな。一緒にやっていたインプレスの水島さんに「浜ちゃんはメディアをどうしていきたいの?」と聞かれて「長くやりたい」っ答えて笑われたことがあった。「どれぐらい?」と聞かれて、「10年は最低でも!」と伝えたところ、「ふーん」と納得された。10年ってそんなインパクトがある。
国分寺の小さなアパートからスタートしたシネマカフェ。当たり前だけど何もないところからモノは生まれるわけだけど、当時は文字通り炊飯器もなく米を炊くときはボーイスカウトで使っていた飯盒を使っていたという、そんなnon materialな時代。それでも、1文字1文字を打つのが楽しく、どうやったら映画の写真をもらえたり、スターのインタビューが取れたり、試写会に行けるんだろうか? と考えていた超ド素人が創るメディアなひとつだった。
私は基本的に真っ新な土地に、新しい花を咲かせることが好きな人間で、それが果たして長く育てられるか? というと微妙なたちだったりする。メディアを長くやりたいといったのは、実は自分の飽き性に対して責任を果たす意味で鼓舞するように言い聞かせていたような気がする。
1997年11月14日に生まれた小さな小さなメディアは、映画業界にとって無くてはならないメディアへと育ち、また多くのユーザーに愛されるメディアへと成長した。そのプロセスを明かすと決して私の努力は大したものではなくて、多くのスタッフが丁寧に支え続けたことにほかならない。そして、水島さんとの約束の通り、わんぱくに10年間育ち続けて、本日2007年11月14日、10周年を迎えられた。
何人もの編集者が変わり、関わってきた人間は数知れず。それでも映画をシンプルに伝えていく姿勢だけは、首尾一貫していたと思う。オタクなコメントは要らない。だって映画を観ていただくまでが仕事だ。そんな想いをリレーしてくれているのは、シネマカフェ編集部の曽山である。彼女は富士通の正社員をなげうって、ほぼ無給に近い状態+正社員コミットなしという待遇の中で半年間で頭角を現し、良く泣き、そして良く笑い、ハワイ好きらしくmahaloの精神で、このメディアを支え続けている。そこに業界経験を積んだ高塚、そしていまはアシスタントスタッフが支える体制で成り立つのがこのシネマカフェだ。
かつてシネマカフェを支えた元スタッフの永留からはみんなで開けて欲しいと、マグナムとメッセージが届いた。彼女は、現在映画業界におけるIT宣伝の先駆者として大活躍している。今回は大袈裟にいうと色々モノとか贈られてきそうだから…と自粛していたのだが、それでも届いたメッセージの多くがシネマカフェOBだった。そういうスタッフに支えられたからこそ、このメディアが続いたと思う。全てのスタッフに拍手を贈りたい。
また10年間、このメディアとともにキラキラと育っていけますように。。ユーザーのみなさま、どうぞ末永いお付き合いのほど、どうぞ宜しくお願いしますね!
あ、ちなみに…。こんなメモリアルな日にこの世に命を授かった人間。シネマカフェ担当役員こと、岡島将人。(笑)
28歳の誕生日、本当におめでとう!
コメント投稿はこちらから
Ads by Overture