私の人生には偶然ということが良く起こる。義理の弟でスリランカ人のウプルは「それは長生きするという証拠」なんてことを言ってくれるが、あまりにも当たり前のように起こるのであまりピンとこなかったりする。このベルリンでも2回目に乗ったタクシーの運転手と再び出会うことがあった。私は普段から、タクシーの運転手と良くしゃべるのだが、この運転手とはトルコ出身、子供がもうすぐ生まれるということもあって、着いた2日目に話したのだった。英語がとても上手かったのだが、トルコとドイツ訛りが入っている彼の映画のアクセントを覚えていたので、「あれれ?」と気づいたのだった。双方ともに顔なんかはそんなに確認していないし、2回の乗車とも夜。そんなこんなでちょっと嬉しい再会となった。名前はエルタン、5歳からドイツに来ている。奥さんはイラン人。彼に連れて行ってもらったお店は、なんとトルコ料理屋だった。「ベルリンなんて400万人ぐらいいるのに、再び出会うなんて奇跡だねぇ」と彼。こういう偶然が旅をおもしろくしてくれる。4月に生まれる男の子、元気で健やかにね。
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