シネマカフェ映画業界人ブログ

JAL VS ANA

2007年02月07日 by 浜田寿人 (プロフィール)   RSS配信

相変わらず、大好きな機内である。今回はマイルでアップグレードして、ビジネスなのでかなり広々で快適だ。文字通り、ビジネスがしやすい。ヴィスタは思う以上に快適で、新しくフォントセットに仲間入りした「メイリオ」を打ち込むのがとても新鮮。等倍フォントではないので、メルマガなどの文字は崩れてしまうがマックで文章を打つのと同じような感覚になる。久しぶりに書くのが楽しくなり、いくつかのエッセイを仕上げる。

それにしても、何故飛行機では人は「飲」「食」に走るのだろうか? これでもか、これでもか?というぐらい、色々と勧められる。最近、睡眠時間も足りないせいか、体も万全ではないのでアルコールも飲まず、ペリエのみ飲んでいる珍しいモードの私にとって、周りの乗客の飲みっぷり、食べっぷりには『千と千尋の神隠し』の「豚」化する両親にダブって仕方がなかった。

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でもそれぐらいANAのサービスは向上している。食べた食事はどれをとっても、都内での弁当としてトップクラスなのは間違いない。とくにビジネスは機内食らしさを見事に消し去っており、レトルトらしさは残るものの、容器などに工夫を凝らす努力は涙ぐましいものだ。

皮肉なことに、ちょうどANAの機内で流れたNHKのニュースは、JALの大幅なリストラ策が発表され、経営改善に向かった外科手術が始まった旨を伝えていた。同時に富裕層向けに国内線にファーストクラスを導入するなど、サービスレベルの向上=すなわち、内科治療も始まると伝えている。搭乗しているANAでは外科・内科治療ともに終了し、筋肉質をつけるトレーニングに入ったという感じだ。ANAのサービスは世界の飛行機会社の中でも群を抜いて素晴らしい。日本的なサービスで過剰かと思うところもあるが、サービスは過剰すぎて当たり前の日本人を相手にするにはこれぐらいの意気込みが必要なのかも知れない。いつしか逆転してしまった両社。その差はとても大きいように思えるのは私だけだろうか?

ボーイングの新型機787のラウンチカスタマーでもあるANA。世界に向けて更に日本的な気配り型のサービサーを目指していってもらいたいと思うのと同時に、JALとともに切磋琢磨しながら…。空ファンの想いだった。

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