年末進行のはずなのに妙に試写に行けてる私。映画観ないと仕事にならんが、あんまり映画を観られるとそれはそれで不安っつーのも、痛し痒しだね。まあそんなこんなで、最近観たのにブログで書き損ねた映画に触れたいと思います、はい。
『団塊ボーイズ』。ミッドライフ・クライシスのオヤジ5人組がバイクで大陸横断の旅に出る話。『シティ・スリッカーズ』を期待したけど、ストーリーもディテールもなんか垢抜けず、個人的には違う感じがしちゃったなあ。
『ファーストフード・ネイション』。『スクール・オブ・ロック』も撮るし『ビフォア・サンセット』も撮るスーパー監督、リチャード・リンクレイターが、ファーストフード業界の裏側をぶった切り、ショーゲキの影像で締めくくるすごい作品。『スーパーサイズ・ミー』の100倍、「ハンバーガー絶対食わない」気持ちにさせる。
オドレイ・トトウが南仏のジゴレットを演じる『プライスレス』、ひょんなことから時間を止める力を手にした男の子の恋愛を描く『フローズン・タイム』、魔女の呪いでブタの鼻で生まれてきた女の子のファンタジー『ペネロピ』は、バレンタインデー周辺の公開のラブストーリー3本立てで、どれも面白い。ラブコメ好きの30代女子が男子を誘うなら『プライスレス』、『アメリ』的な世界が好きで、かつ女子だけで行くならラブリーな『ペネロピ』、笑いもあるけどロマンチック系が好きならナイーブな『フローズン・タイム』って感じかなあ。
でもって私の猛プッシュは、12月公開なら『ペルセポリス』。イラン生まれのイラストレーター、マルジャン・サトラピのグラフィックノベルを映画化。70年代のパーレビ政権とイラン革命の思想弾圧、イライラ戦争から現代までを、アイアン・メイデン聞きながらパンクにパワフルに生き抜く著者の自伝的作品。アニメだけど大人向き、観た人全員が確実に元気になれる。
そしてそして、1940年代上海で展開した女スパイと政府高官の関係をスリリングに描く、アン・リー監督の『ラスト、コーション』。暴力と権力に生き、欲望に支配され、愛にくずおれるトニー・レオン。あんなすごい濡れ場で、あんな素晴らしい表情。いやもう、参りました。
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