青山一丁目の駅で、弁当を食う路上生活者風の男に一緒に食おうと誘われ、断ったら芋の煮っ転がしを投げつけられたという苦い経験を持つ私は、むやみやたらにヘンな人に引き寄せる“変人磁石”である。だから、そういう状況を回避するための「ヘンな人センサー」も感度抜群で、あ、こいつヤバいと思うとすぐに逃げるようにしているのだが、ときには逃げられない状況もあるわけで、スペインから戻る飛行機でこれまたババ引いちゃったんだな。
そのロシア人は通路挟んで隣に座っていたんだけど、乗ったときからなんか怪しく「ヤバいかも…」と思ってたのだが、そのうち空席つなげてさっさと寝てしまったので「とりあえずは大丈夫か?」と様子を伺ってたら、そいつがあたしのほうに向けた足が異様に臭い。そうきたか…と失望していたら、ガバと起きて靴下の上に機内用の靴下を履きはじめた。相手は外人と思って「このオヤジの足、臭くね?」とぜんぜん声に出していたので、「日本語わかるロシア人か?!」とビクビクである。
そーだこっちが先に寝ちゃおーと思って、機内食を食べたらすぐに持参のアイマスクをしたのだけど、機内が暗くなってもなんか異様にうるさい。すぐ後ろのパントリーで、ものすごく大きな声でスッチーたちがしゃべっている。なんだよBA、眠れないよと思いながらうとうとしてたら、4時間位したころに、ポンポンと肩を叩かれた。なんだ? と思ったら、例のロシア人。「寝てんの?」とか言いやがる。寝ぼけた私は何が何やらわからず「?」となっていたら、屈強なBAスチュワード&スチュワーデスが、あっという間に4人集まってきた。離陸から酒をガブ飲みした足臭ロシア人は機内最後部でずーっと大騒ぎしていたようで、デカイ乗務員中心にヤツに目を光らせていたらしく、だがついに私のようなチビ日本人にちょっかいを出し始めたので、本格的な包囲が始まったのだ。わーお。大興奮の続きは、次回ブログなのだっ!
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