今週は比較的ゆったり、この隙に試写に行こうと試写状をパラパラみているのだが、なんかソソらないなあ。夏前は映画が不作だし、おっ!と思うものは日時が合わない。どーしよーと思いながらついつい手が伸びるのはドキュメンタリー、好きなのよね。
でもって昨日見に行ったのは、チベットの盲目の子供たちがヒマラヤに挑む『ブラインドサイト』。7000メートル級の山に目の見えない子を連れて行こうと思う人もすごいが、目が見えずにエベレストに登ったことのある登山家がいるって事もビックリ。チベットって心優しい人が住む平和な仏教国と思ってたのに、「前世の悪行にたたられて目が見えない」盲人はものすごい差別されていて、街を歩いているだけで尋常じゃないほどひどい罵声をあびせられる。「父親の死体でも食ってろ!」なんつって、ええええええ、ショーック。そんな言いっぷりあるのか。ドキュメンタリーは知らないことをたくさん教えてくれるのよ、ホントに。
『ブラインドサイト』が面白かったので、今日もついついドキュメンタリー2本試写。1本目は『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』。題名からしてナンじゃこりゃって感じの作品は、イギリスのコメディアンがカザフのジャーナリスト“ボラット”――ユダヤ人とゲイが大嫌いで無邪気にフレンドリーに差別発言バンバン連発する男―――になりきって、様々なアメリカ人に突撃レポートするなんちゃってドキュメンタリー。強烈にブラックで悪ノリでこの人たちこんなことやって大丈夫かと不安になるくらい過激で、ったくアメリカ人ってコレだから!と常々思っている人は大爆笑必至。まあ私は爆笑でしたが。
2本目は『100万ドルのホームランボール』。バリー・ボンズが2001年に打った年間最多ホームランのボールを巡るドタバタを描いた作品。所有権を巡って裁判になるのだが、これまた画に書いたようなイヤ汁たっぷりのアメリカ人が登場し、ったくアメリカ人ってさ!と思っている人におすすめ。ヒマラヤから始まったのに、すっかりアメリカ人おちょくり週間だな。
コメント投稿はこちらから
Ads by Overture