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April 27, 2006
『陽気なギャングが地球を回す』完成報告記者会見

意識するしないに関わらず他人の嘘がわかってしまう男と、コンマ1秒まで正確に時を刻む体内時計を持つ女。口から生まれてきたようないい加減な理屈をこねる演説の達人と、生まれついての若き天才スリ師。実生活においては何の役にも立たない奇妙な能力をもつ4人の男女が出会ったとき、ロマンあふれる犯罪計画が動きだす…。

伊坂幸太郎の小説を映画化した『陽気なギャングが地球を回す』の公開初日を5月13日に控え、去る4月17日に本作の完成報告記者会見が行われた。“陽気なギャング”4人を演じる大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市そして加藤ローサ、主題歌を歌うSkoop On Somebody、和田アキ子、総勢9名が登壇し、映画の雰囲気さながら大いに盛り上がりを見せた。

gang1.jpg本作では嘘を見抜くクールな男を演じる大沢たかお。「昨年の5月に2ヶ月くらいかけて撮影しました。観終わった後、前向きな気持ちで、笑顔で劇場から出てくるような素敵な作品です」。撮影については、「とにかくチームでしたし、せっかくなので“踊っている”感じを出しました。現場がとにかく楽しかったので、自然の流れでやってました」と語る。

gang2.jpgギャングの中で紅一点の鈴木京香。「何より嬉しかったのはこんなにもカッコイイギャングチームの一員になれたことです。スカッとした終わり方をしていて、きっと劇場でご覧になった方も、歩幅が広くなって、足並みが早くなるような、爽快な気分で映画館を出れると思います」。ギャングの運転を一挙に引き受けるが、彼女自身も運転するのは大好きだという。「さすがに宙返りのテクは持ち合わせていないのでCGですが、ところどころは運転しています」。

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::印象的なラストはアメリカロケ! 「めちゃくちゃ大変でした。すごく暑くて、ちょっとしたシーンで何時間も移動しました。でも撮影最終日だったので、楽しくみんなでランチしながら撮影しました」。しかもなんと、みんなでメキシコ料理を食べに行った時、佐藤さんだけが未成年と疑われたのか(!?)IDを求められたというエピソードも明かされた。

gang4.jpg本作で映画デビューを飾る、故・松田優作氏の次男、松田翔太。「いろいろ勉強になりましたし、すごく成長しました。楽しくて、現場も笑いが絶えませんでした」。「たくさんの友達と観に行っても、衣装もセットも素晴らしいし、ストーリーもいろいろ混ざっているので、人それぞれ見方が違うと思います。観た後、喫茶店でおしゃべりできる映画だと思います」。

佐藤浩市演じる響野の妻、祥子を演じるのはテレビにCMにひっぱりだこの加藤ローサ。「こんな日本映画は観たことがない、と思って、すごくわくわくして楽しめました」。本作でチャレンジしたことについての質問には、「奇抜なファッション。雑誌でもしたことがない洋服やメイクをさせてもらいました」と答えた。

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::本作で初めて映画の主題歌を歌うのはSkoop On Somebody。「監督が音楽をすごく大事にしています。サントラ、全体的に音楽がすばらしい映画です」。またエンディングテーマでは和田アキ子とデュエットを歌う。佐藤浩市の大ファンという和田さんは、「最後の最後でボスは私だった、というのをやりたかった」と映画出演できなかったことを悔しげに語った。

出演者全員が語った通り、とにかく楽しい痛快サスペンス。豪華キャストだけでも見ごたえ十分だが、従来の日本のギャング映画にはない、知的でロマンチックなエンターテインメントを思いっきり楽しんで欲しい。

『陽気なギャングが地球を回す』
監督:前田哲
出演:大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市ほか
配給:松竹
劇場情報:5月13日より全国にて公開
(c)2006「陽気なギャングが地球を回す」製作委員会

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『デュエリスト』カン・ドンウォン、ハ・ジウォン、イ・ミョンセ監督来日記者会見

朝鮮王朝時代を舞台に、女刑事と刺客の許されぬ恋を描いた切なく美しいラブストーリー、『デュエリスト』。主役をつとめる韓国若手人気No.1俳優、カン・ドンウォンとハ・ジウォン、そして監督をつとめたイ・ミョンセが来日し記者会見が行われた。

先ずは共演してみてのお互いの印象について。
カン・ドンウォン「知り合ってから時間が経ってしまってるので…僕よりちょっと年上の、一緒にいて気楽なお姉さん。女性のアクションを本当に一生懸命やっていて、努力の方だと思います。」
ハン・ジウォン「噂ではとても人見知りする人と聞いていましたが、実際はそうは感じられず、とても眠そうな印象があります(笑)。ぎこちなさを感じず、とても楽です。一緒にタンゴをすることがとても役立ちました。お互いの部分を保管しあう仲で今でも仲良しです。」

役づくりで気をつけたことは?
カン・ドンウォン「最初、現代舞踊と武術を始めましたが途中で武術は止めてしまい、現代舞踊に力を入れました。台詞が少なかったので、舞踊で体をつかうようにしました。」
ハ・ジウォン「これまでのイメージとは違って、男っぽくするのが大変でした。」

では見つめ合うシーンで大変だったことは?
カン・ドンウォン「撮影前の準備でタンゴを踊らなければならないこと。息を合わせなければならないので、次第に自然と親しくなっていきました。本番では、見つめ合うだけで笑ってしまうようになりました。」
ハ・ジウォン「私はもともと笑いが多いのですが、カン・ドンウォンも笑いが多いです。今回は危険なシーンが多く、ラストは暗い中での撮影でした。その中で私がカン・ドンウォンのあばらを突いてしまいましたが、彼がプロテクターを着けていたので、大丈夫と言ってくれました。」

日本に続き、フランスでも120館以上、更にドイツ、ロンドンでも公開が決定している本作。主役の2人はもちろん、韓国で最も独創的かつスタイリッシュと評されるイ・ミョンセ監督の映像美を堪能してほしい。

『デュエリスト』
監督:イ・ミョンセ
出演:カン・ドンウォン、ハ・ジウォン、アン・ソンギほか
劇場情報:丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて公開中
配給:コムストック
(C)2005 Korea Pictures Co.,Ltd. All rights reserved.

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April 20, 2006
『トム・ヤム・クン!』トニー・ジャー来日インタビュー

2004年、タイから上陸したアクション大作『マッハ!』で一大旋風を巻き起こしたトニー・ジャー。それから2年、CGなし、スタントなし、ワイヤーなしというこだわりは変えずに、よりスケールアップしたトニーが帰ってきた。最新作『トム・ヤム・クン!』で彼が演じるのは、愛する象を取り戻すためにチャイニーズ・マフィアと対決する純朴な青年。公開を控えて来日したトニーに突撃した。

tomyum2.jpg「カームという青年のキャラクターと私はとても似ている」というトニー。実は彼自身、幼い頃象を飼っていたそうだ。「私の家族は先祖代々象を飼っていて、私が生まれた時から象がいました。名前はリーフとフラワー。子供の頃から一緒に水浴びに行ったりしていました。他の友達は水牛に乗っていた時に、僕は象に乗っていた。そのため、象に言うことを聞かせるテクニック、象の気持ちをわかるテクニックは映画と関係なく持っていました。しかし、撮影では小象の気をひくためにバナナを隠したりしましたよ(笑)」。

もちろん、前作以上に、次から次と繰り広げられるアクションシーンが何よりもの見所だ。特に注目してほしいのは、水浸しの寺院での対決、49人と対決する壮絶のラスト、そしてタイ映画史上最も長い、4分間の長回しで撮影した4階建てのレストランでのアクションだ。「レストランのシーンは、1ヶ月かけてきちんと技の組み合わせを考え、合計8テイクで撮りました。1日に2テイクしかとれないので、ほぼ1週間かかったわけです。みんなが一緒にならなければ撮影は終わらない。例えば、最初3階までかけあがったところで西洋人のカメラマンは私に追いつけず、若いタイ人のカメラマンに変えました。次はスタントも上手く行って、3階まで登ったのに、セーフティ・ネットの用意が出来ていませんでした。さらに次は4階まで上がったところでフィルムが切れ、撮り直しになってしまったこともありました(笑)」。

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::ハードなアクションをこなすためには、毎日スポーツ選手のように訓練しているというトニー。「強さ、柔軟さ、技、流れ。さらに瞑想をして、精神統一を図るようにしています」。ところで技が実生活で役にたったことはあるのだろうか!? 「もし悪い人が来たら逃げます。走ることは技と言えるでしょうか?(笑)」

『マッハ!』から『トム・ヤム・クン!』へ飛躍的な成長をみせたトニー・ジャー。第3作目はついに自分自身でメガホンを撮るそうだ。内容は『マッハ!』パート2。ムエタイの動きとタイ舞踊の動きが実は同じで、強く表すとムエタイ、優雅に動かすとタイ舞踊になるという動きを映画の中で映していく。

自身を超え続けていくトニーがあこがれる、ブルース・リーやジャッキー・チェンに近づく日はそう遠くないかもしれない。

『トム・ヤム・クン!』
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオほか
配給:クロックワークス、ギャガ・コミュニケーションズ共同 powered by ヒューマックスシネマ
劇場情報:4月22日よりシネマミラノほか全国にて公開

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