世界有数のスペインサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラ。その中でもロナウド、ベッカムなどのスタープレイヤーを擁するレアル・マドリッドは“銀河系最強集団”と呼ばれ、世界中のサッカーファンを魅了している。大型の台風が日本列島に上陸した7月26日、時同じくして彼らが日本にやってきた。
場所は六本木ヒルズアリーナ、最初に今回のイベントのダイジェスト映像がスクリーンに写し出されると、待ちわびたファンから歓声があがった。登場したのは、MFのベッカム、グディ、FWのロナウド、GKのカシージャス、そしてプロデューサーのマイケル・ノバック。前日行われた東京ヴェルディとの親善試合で、0-3とまさかの零敗という結果に終ってしまった最強(?)軍団。加えてハードスケジュールの中での会見にはごきげんナナメかと思いきや、それほどでもない軽快な表情だ。
ベッカム「日本に来れて非常に嬉しく思っています。昨日の試合は残念な結果に終ってしまいましたが、これからに期待していてください」
『レアル ザ・ムービー』はチームのドキュメンタリー映像に加えて、東京・ニューヨーク・ヴェネズエラ・セネガル・マドリッドを舞台に、選手にまつわる5つのストーリーが動くエンターテインメント性が高い作品となっている。東京を舞台にしたシーンに出演しているベッカムは「個人的に東京は非常に好きな場所です。ファンの人たちはもちろん、たくさん好きな場所やものがあります」と甘い笑顔で東京への思いを話した。
チームがプロデューサーとして参加した初の公認映画となる本作は、今まで見ることが出来なかったロッカールームや練習の合間に見せる素顔が垣間見られる、世界初の貴重な映像が満載だ。普段カメラが入らない部分を撮られることについては、カシージャスは「カメラがいるという状況は珍しいことなので慣れないこともありましたが、アイディアはとてもおもしろかったし、美しいことだと思うので良かったです」と余裕の表情でコメントした。
そもそも、世界中の老若男女がレアル・マドリッドに惹かれる理由とは何なのだろうか? グディ曰く、「このクラブは自分が一番大好きなチームで、サッカーをやらせてくれる機会を与えてくれたとても大切なチームです。そこでプレイ出来ることは、非常に良い機会を与えられていると思っています。愛情とパッションを感じます」。
作品内にも、世界中の子供たちがレアルに憧れを表すシーンがある。「サッカーは私にとって人生そのもので、多くの機会を与えられてきました。犠牲を生むような辛い状況もありましたが、メンタルの部分を含めて、様々なことを学びました。映画の中でもそういったサッカーのいろいろな面を表現しているので、多くの子供たちに観てほしいです」とロナウドが語った。

花束贈呈の場面では、東京編のヒロインを演じる太田在がゲストとして登場した。元気いっぱいのキュートな笑顔に、この時ばかりは選手たちも鼻の下がのびていた。
ワールドカップイヤーを目前に“銀河系最強集団ムービー”は、大きな旋風を巻き起こしてくれるに違いない。
『レアル ザ・ムービー』
監督・脚本:ボルハ・マンソ
出演:レアル・マドリッド2004−2005チーム(ベッカム、ロナウド、ほか)
配給:ファントム・フィルム
劇場情報:VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズほか全国にて公開予定