目指せ映画業界マン 第3章

あこがれの映画業界で仕事がしたい! という熱意をもった学生たちが、劇場公開映画のプロモーションに挑戦! 映画公開までその舞台裏を追いかけます。果たして映画をヒットに導くことは出来るのか?

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映画業界マンになるまで物語
最終話 映像チーム、最後の座談会を経て…

第12話の宣伝チームに続いて、映像チームの座談会レポートをお届けします。思い起こせば5か月前──6月頭に参加者を募り、その後チーム編成を行い、企画、撮影、編集、発表会…あっという間の4か月間でした。映画制作の一環として働くことができた経験は、学生たちにとってかけがえのないものになったはずです。

制作期間中、東映宣伝の是木さんから厳しいダメ出しを受けへこむことも多かった映像チームですが、「チャンバラ(戦い)のない戦国時代の映画は正直地味。(CM制作としては)足かせが多く、とても作りづらかったと思います」と、学生たちにねぎらいの言葉をかける是木さん。確かに、若者があまり観ない時代劇、制作期間の短かさ、ターゲットが年配であることなど、10〜0代の学生たちにとってはチャレンジングなことばかりでした。

チームをまとめ引っ張っていくプレッシャーのあった監督の奥村さんと中島さんはこう振り返ります。「自分たちがこれでいいと思ったものであっても(プロのからの評価は)全然ダメで…試行錯誤していくうちに何が正解なのか分からなかった。でも、正解はなく、いかに自分の力を出していくのかが大切だと思った」、「限られた時間で作らなくてはいけないこと、第三者にいかに(映画の内容を)伝えるかが大切であることを学んだ」と、両監督。そして、そんな彼らのコメントを受けて「行き詰まったときにはゼロに戻ること」と、是木さん。映像制作に限らずどんなことでも、創り上げたものを一旦チャラにする勇気がときには必要で、「ゼロの地点に戻ることで見えなかったものが見えてくる」とアドバイス。また、自分たちの作品がプロの世界で通用するのかどうか…という質問に対しては、「プロの現場では100点満点で70点というようなことはない。選ばれなければ0点と同じ」という厳しい意見も。学生たちの意識がピリッと引き締まった瞬間でした。

最後に、これからの目標をたずねると、今回の制作をきっかけに映像クリエイターの魅力を再確認した人、新たに照明やプロデューサーなど違う分野に興味を持った人など様々な目標を語ってくれました。近い将来、映画のエンドロールで彼らの名前が流れる──その日を楽しみに、引き続き未来のクリエイターたちを応援していきたいです。

(text:Rie Shintani)

バンタン映画映像学院

バンタン映画映像学院は、併設の映像・映画制作プロダクションとの提携で映像・映画制作を在学生が行っていく産学一体型のスクールです。【アインシュタイン】また2009年4月より35専攻のコースラインナップを準備。自分のスタイルに合わせて、就・転職や監督デビューが可能です。

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宣伝マンになりたい!

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    藤川知美(ふじかわともみ)
    「とにかく頑張りたいです!」
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11/12(木)「『火天の城』宣伝を終えて(藤川・三由・野村・黒川)」

映画監督になりたい!

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    「“人に伝える”ことを本気で考えています。」
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    奥村知明(おくむらともあき)
    「観る人の気持ちをキャッチできるCMを目指したいです。」

11/24(火)「『火天の城』を終えて…(中島・奥村)」

なるまで物語とは?

バンタン映画映像学院の学生たちが、配給会社・東映の宣伝部と一緒に映画『火天の城』の宣伝にチャレンジ! 予告編制作に挑む「映像制作チーム」と、学生宣伝部長として宣伝に参加する「宣伝チーム」の2チームを公開初日まで密着します。憧れの映画の仕事を目指すなら、知識よりも現場経験を身につけるのが近道。目指せ映画業界マン!

映画情報

『火天の城』

STAFF
田中光敏
STAFF
西田敏行、福田沙紀、大竹しのぶ、椎名桔平

天正四年(1576年)熱田の宮番匠・岡部又右衛門は、織田信長から安土に五重の城の建設を命ぜられた。一世一代の大仕事を前に盛り上がる一門だったが、信長は彼の建築の意向に逆らった又右衛門に対して激怒…。しかし、又右衛門の番匠としての譲れぬ信念と誇りが信長を揺り動かし、やがて、大和六十六州の職人たちが安土に集結。前代未聞の巨大な城造りが動きだした――。

2009年9月12日より全国東映系にて公開
© 2009「火天の城」製作委員会