10 / 12 PM 4:07
白帯ちゃん:『黒帯』の時代背景は戦時中ですが、その頃の空手と今の空手の違いってあるんですか?

八木先生:かなり違うと思いますよ。「自分の祖父(八木明徳)の時代はどんな練習をしていたの?」と質問した事があります。
まず宮城長順先生(剛柔流創始者)の家の庭が道場だったそうです。当時は立派な道場なんてないじゃないですか。それで10人くらい入門希望者が来ると、その庭で宮城先生が「この石をあっちに運んでくれ」とか「お茶入れてこい」とか…。「やっぱり、あの木はあっちに持っていってくれ」とか言っている。
そのうち一人また一人と道場に来なくなってくるらしいんですね。それで、残った人にだけ空手を教えるんだそうです。
人によっては、空手は危険な道具にもなりかねません。入門希望者の資質や性格を見ていたのでしょうね。
それから、昔の沖縄の民家は塀が高かったそうなんですよ。そういう場所で人には見られないように技を練習したり、いわゆる秘伝の技みたいな感じですよね。逆に、今は随分開かれたと思います。今や世界の空手ですからね。
白帯ちゃん:そういえば中先生も、昔、空手は誰でも簡単に習えるものではなくて、秘密裏に伝えられていたとおっしゃっていましたが、まさにそのとおりだったんですね。
この記事へのトラバはこちらへ!
コメント投稿はこちらから
Ads by Overture