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白帯ちゃん:空手が開かれていったのには、何かきっかけがあったのでしょうか?
八木先生:空手の大会が開催されたり演武会があったりと、昔は人知れず習うものだった空手がだんだんと変わっていった状況もあると思いますが…。
沖縄の場合、米軍基地の存在が大きいですよね。各州からアメリカ人が沖縄に来て、それで、八木道場や他の空手道場に通うんです。数年後、彼らが祖国に帰って道場を開く。そうやって沖縄空手が広まっていったんですよ。今では海外でも多くの子供達が空手を習っています。

それに最近ではインターネットの力も大きいですね。若者から50代くらいの方までインターネットで八木道場を探してやってきます。空手のルーツを調べて、「これは本当の空手だ」、「これは空手じゃない」と判断してから八木道場に来るんです。熱心な海外からの入門者も多い。外国の方は治安が悪い土地の人が多いですね。そのために護身術を習いに来ていて、子供達も自分の身を守るために空手を稽古している人が多いです。
難しい問題もありますよ。現在、剛柔流は海外16カ国くらいに広まっていますが、沖縄で学んだ空手を祖国に持って帰り道場を開いても、時とともに違った剛柔流になってしまう。だから、彼らが沖縄に修行に来るたびに型を直します。「前に教えた型をやってみて」とリクエストすると、ほとんどの場合間違ってやってますからね。噂話と一緒で、空手も間違えたままでもどんどん世界に広がっていってしまう。
白帯ちゃん:沖縄の独特の環境も、剛柔流空手の普及に関係しているんですね。
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