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さて、今回からは義龍役であり、国際明武舘剛柔流空手道連盟 舘長・錬士6段の八木明人先生にお話をうかがいましょう!黒のTシャツに黒のパンツと全身黒で決めた(!) 八木先生は、映画の中のイメージとはまた違って、なんだかロックな感じ!!そんな八木さんに早速、あの冒頭の“呼吸法”のシーンについてうかがいましたよ!
※“Vol.2:ものスゴイ呼吸しているけど、大丈夫?”を参照↓
http://blog.cinemacafe.net/kuro-obi/2007/09/vol2.html#a_entry

八木先生:あれは、「三戦(サンチン)」という型です。剛柔流の基本型で毎日の稽古で欠かせない練習法です。三戦というのは基本的に呼吸法を学ぶ型なんです。特徴的な呼吸法でしょ? 中さんと鈴木さんにやってもらったんですけど、お二人の流派ではやらない型なので恥ずかしがってました。
具体的に説明すると、頭のてっぺんからつま先まで意識を集中させ、呼吸と動作を繰り返します。最初はゆっくり、「スー、ハー」の吐き出しているところで突きます。これをだんだん速くやると技になります。「鼻から吸って、口から吐く…その瞬間に突き、受ける」。動きながら呼吸と動作を一致させる練習法です。空手の型にはそれぞれ、身体の動きだけじゃなくて、一コマ一コマの呼吸法があります。その基本になるのが三戦で学ぶ呼吸法なんです。
格闘技の試合を見ていて思うのですが、人間の力って限界があるじゃないですか。自分より大きくて力のある人を殴ってもなかなか倒れない。そういう時は、相手の呼吸を見ながら的確に急所を打たないと。例えば、相手がパンチしてくるとしますよね。そうすると、相手は息を吐くしかないんです。対して受けているほうは息を吸っています。そういう風に、お互い相手の呼吸を見ながら動きを読み合っているんです。
白帯ちゃん: 呼吸でその相手の動きを読んでしまうなんて!そういえば、映画の中で瞑想するシーンもありますが、実際に道場でも瞑想するんですか?
八木先生:はい、必ずやります。八木道場では「黙想」って言ってますけど。
何も考えずに軽く半分眼を開いたまま正座をします。動いてはいけません。座禅と一緒ですね。昔、自分が子供の頃は先生に後ろから肩を打たれることもありました。
八木道場では、黙想は稽古の最後にします。正座して、礼をして「あー、今日も練習が終わった」とホッとするんですよ(笑)
白帯ちゃん:呼吸で相手の動きを読んでしまうなんてすごい・・・。身体の動きと呼吸とは深く関係しているんですね!
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