Hey everyone…今週もまた面白い放送でした。ひとつ、とてもドキドキしていたミッションがあったんです…それは私の新作映画『Kamataki』の紹介。プレミア上映が行われたモントリオール国際映画祭にいる共演者マット・スマイリーに直接電話でインタビューをしました。
この映画は昨年、信楽という京都から2時間くらい離れた小さな焼き物の町で撮影を行いました。私としては、初めての大きい役での映画出演です。『ロスト・イン・トランスレーション』にも出演していますが、2つの小さなシーンしかなかったので、それほど難しくありませんでした。しかし今回はラジオやフリーの仕事の合間の撮影…スケジュールを組むのは本当に大変でした。大体信楽に半日、東京に半日、と行ったりきたりしていました。もちろんこの生活を1ヶ月半くらい続ければ、体力はかなり消耗していましたよ。 でも一番の難関は移動ではなく、私が演じる役、Ritaのキャラクター作りでした。ゼロからキャラクターを膨らませるのは本当に難しい。しかし私の共演者、Ken役のマット・スマイリーはよくアドバイスをしてくれました。大部分をマットと藤竜也さんと共演したのですが、2人との仕事は素晴らしかったです。
竜也さんにどうやってキャラクター作りをしているかを尋ねたところ、竜也さんは脚本をもらった時、先ず間に昼ねをとりながら、脚本を読みすすめるそうです。自分がキャラクターになりきって空想し、ビジュアル・イメージを作りあげてから、セリフを覚えるそうです。この話はとても興味深かったです。演技以外の趣味としては「焼き物」に興味があるとのこと。ちなみに音楽については「生活に必須ではないが、よく行く近所の居酒屋ではジャズやブルーズが流れていて、それは心地よい」とのことです。
マットは私にとって、弟のようでした。音楽についておしゃべりしたり、私のパソコンやiPodで遊んだりしました。映画業界で育ったということもあり(彼のお父さんは、カナダでは有名なエンターテイメント系弁護士)、素晴らしい役者であると同時に、監督・プロデューサーとしての才能もあります(自分の制作会社を持っています)。
映画についてみなさんに伝えたいことは山ほどあるのですが、詳しくはもう少し先にお話することにしますね。ひとつだけ映画の仕事で驚くことは、数ヶ月間撮影をして、クランクアップしてしまうと、最終的に映画がどうなるか出演者は全くわからないということです。もうとにかく監督に託すしかない。その結果は時には素晴らしく、時にはそうでなかったりするものです…
そのため金曜日マットに電話した時、映画が最終的にどうなったか知らなかったし、観客の反応も全く想像がつかなかったんです。マットから観客は絶賛していたよ、想像以上に仕上がっているよ、と聞いた時、すごく嬉しかった! とにかく、これが今週の最大の出来事でした、早く映画が観たい!!