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February 02, 2006
フランス映画祭2006 3月東京・大阪同時開催

france_fes.jpg今年のフランス映画祭2006は、会場を昨年までの横浜から東京・お台場(シネマメディアージュ)、六本木(VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズ)、大阪(TOHOシネマズ高槻)の3会場に移動・拡大して東京と大阪で同時開催される。ラインナップには往年の大女優や巨匠の最新作から注目の若手人気俳優の話題作が予定されており、全てジャパンプレミアで上映される。

::『パレ・ロワイヤル!』

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「フランス映画祭2006」
会場:東京・お台場(シネマメディアージュ)、六本木(VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズ)、大阪(TOHOシネマズ高槻)
開催期間:3月15日(水)〜3月19日(日)
チケット発売:2月24日(金)朝10時一斉発売開始

・上映予定作品
『パレ・ロワイヤル!』
監督:ヴァレリー・ルメルシエ
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ランベール・ウィルソンほか

『愛する勇気』
監督:クロード・ルルーシュ
主演:マチルド・セニエ、サラ・フォレスティエほか

『権力の陶酔』
監督:クロード・シャブロル
主演:イザベル・ユペール、フランソワ・ベルレアンほか

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July 07, 2005
フランス映画祭横浜2005〜総集編〜

さて、いよいよレポートも終わりに近づいてきました。ここでは今までにご紹介できなかったこの映画祭のこぼれ話を惜しげもなく大放出! 番外編&総集編として一挙にお届けします。これを読まずしてフランス映画祭は終われません!?

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::(左)「NHKフランス語会話」でお馴染みのパトリスも来場!
::(右)フランス版のビジュアルが楽しめる、上映作品のポスター展も見逃せません。

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::(左)横浜赤レンガ倉庫で行われたシンポジウム「映画づくりは学校で学べるか」にゲストとして登壇した黒沢清監督(左)とコスタ・ガヴラス監督(右)
::(右)シンポジウムの後は息つく間もなく『レミング』の舞台挨拶にプレゼンターとしてかけつけたコスタ・ガヴラス監督。さすが、団長ともなると秒刻みのスケジュール!

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::(左)これがシンポジウム会場となった横浜名物・赤レンガ倉庫
::(右)『海が満ちる時』監督・主演ヨランド・モローのサイン会にて。

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::シネマカフェ発見!

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::(左)和やかなムードの中で行われた『行け、生きろ、生まれ変われ』のシネマカフェ。一般客と作り手が直接語り合える人気イベントのひとつです。
::(右)メガネもお洒落な主演のシラク君

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::(左)ゲストたちのサインで埋め尽くされたボード
::(右)最後はやはり横浜のシンボル・大観覧車の夜景で締めくくり。こうしてフランス映画祭の夜は更けていきました…。

というわけで、ここまでお送りしてきたシネマカフェのフランス映画祭横浜2005レポートもこれにて終了! 長らくおつきあいいただきありがとうございました。また来年お会いしましょう。Bon voyage!!

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July 03, 2005
『ロシアン・ドールズ』舞台挨拶&サイン会

この日最後の上映は『猫が行方不明』などで日本でも根強い人気を集めるセドリック・クラピッシュ監督の『ロシアン・ドールズ』。都会の乾いた若者たちのコメディを撮らせたら右に出る者はいない彼の新作を心待ちにしているファンもいるだろう。目玉作品だけに広い会場も満席の大盛況となった。

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::ケリー・ライリー(左)&セドリック・クラピッシュ監督(右)

「拙者は日本語をよく話すが、フランス語を守るためにフランス語で喋る」といきなり日本語を披露したクラピッシュ監督に場内からは拍手が。すると続いて登場したヒロイン役のケリー・ライリーも負けじと日本語で挨拶した。

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::(左)日本語のカンペ持参で挨拶するクラピッシュ監督
::(右)続いてケリー・ライリーも…

『パリの確率』('00)『スパニッシュ・アパートメント』('03)の出品でフランス映画祭横浜ではお馴染みのクラピッシュ監督。今回の『ロシアン・ドールズ』は『スパニッシュ・アパートメント』の続編でもある。主演はこの映画祭のラインナップだけでも3本の出演作(『ロシアン・ドールズ』『ルパン』『The beat that my heart skipped』)を誇り、今フランスで最も勢いのあるロマン・デュリス。予定されていた彼の来日が中止となってしまったのが残念だ。

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::プレゼンターをつとめたアルノー・ビアール監督(『メトロで恋して』)

続編を作るにあたっては、フランソワ・トリュフォー監督と俳優ジャン=ピエール・レオーのいわゆる“ドワネル”シリーズを手本にしたという。しかしもちろん単なる二番煎じやネタ切れを補うためではない。「続編をつくることについてはよく考え、よいと判断した上で作りました」。

今回が初のフランス映画への参加となったイギリス人のケリー・ライリーは劇中ではロマン・デュリスの相手役をつとめる。「初めての外国人スタッフとの仕事でしたし、今までとは全く違った経験ができて勉強になりました」。russian06.jpg
russian07.jpg::観客から花束を受け取るクラピッシュ監督。上映終了後に行われたサイン会では、夜遅い時間にも関わらずたくさんのファンが列を作った。

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::(左)上映終了後、サインに応じるケリーと監督
::(右)ケリー・スマイル!

一見ドライに見える現代の若者の矛盾した内面や等身大の悩みをフレンチ・ユーモアでくるみ、おかしみを通して本当に大切なものに気づかせてくれるセドリック・クラピッシュ監督。観終わった後はほんの少し切なく、でも明日への希望を感じさせてくれるその世界は国を超えて共感を得るだろう。日本での劇場公開をお楽しみに!

『ロシアン・ドールズ』
監督:セドリック・クラピッシュ
出演:ロマン・デュリス、ケリー・ライリー、オドレイ・トトゥ

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June 30, 2005
LA NUIT DU FESTIVAL ファッション・チェック

今年も5日間にわたり、盛大に開かれたフランス映画祭。出演者による舞台挨拶や、シンポジウムなど特別イベントも多数行われ大好評のうちに終了しました。その最終日前夜には、華やかな映画祭にふさわしく、オールナイトクラブパーティ「ラ・ニュイ・ドゥ・フェスティバル」を開催。協賛のDITAにちなんで、“ディタ・レッド”をテーマカラーに装飾されたフロアには、ヨランド・モローやケリー・ライリー、ジュリー・ガイエなど、来日アーティストが多数来場し、夜を徹して楽しむ素顔が垣間見れました。

シネマカフェではこのパーティの来日ゲストをファッションチェック! セレブのリアル・ファッションをお届けします。

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(左)アラン・コルノー(『ワーズ・イン・ブルー』監督)
(右)セシル・テレルマン(『35歳とサムシング』監督[右])

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(左)ジュリアン・ボワスリエ(『メトロで恋して』出演)
(右)セルジュ・フリードマン(『モン・アンジュ』監督)、ジュリー・ガイエ(『メトロで恋して』出演)

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(左)ピエール・モレル(『バンリュー13』監督)、シリル・ラフェエリ『バンリュー13』出演)
(右)シラク・M・サバハ(『行け、生きろ、生まれ変われ』出演)

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(左)セルジュ・フリードマン(『モン・アンジュ』監督)、ヴァンサン・ロティエ(『モン・アンジュ』出演、クローディ・オサール『モン・アンジュ』プロデューサー)
(右)ケリー・ライリー(『ロシアン・ドールズ』出演)、セドリック・クラピッシュ(『ロシアン・ドールズ』監督)

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おまけ:楽しそうに踊るジュリアン・ボワスリエ(『メトロで恋して』出演)とシラク・M・サバハ(『行け、生きろ、生まれ変われ』出演)

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June 28, 2005
『レミング』舞台挨拶&ティーチ・イン

ランプリングVSゲンズブールの“シャルロット(シャーロット)”対決が見ものの『レミング』。先に開催されたカンヌ映画祭のオープニングを飾った本作は、夢と現実が入り混じる妄想系サスペンス。『ハリー、見知らぬ友人』で普通の人間の中に潜む狂気を描き出したドミニク・モル監督と共同脚本のジル・マルシャンが舞台挨拶とティーチ・インに登壇した。

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::ドミニク・モル監督(右)とジル・マルシャン(左)

シャーロット・ランプリング、シャルロット・ゲンズブールという2大女優の豪華共演が贅沢だが、その魅力について監督は「2人とも美しく聡明だが、どこか人を不安にさせるところがある」と答えた。ごく普通の人間がふとしたきっかけで狂気に陥っていく…というのはドミニク・モル監督お得意の世界だが、シャーロット・ランプリングが禍々しい狂気を放つのに対し、一見控えめで正気と狂気の境目が曖昧な人間の怖さをシャルロット・ゲンズブールが好演している。

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lemming03.jpgドミニクの前作でもコンビを組み、一昨年の本映画祭には『誰がバンビを殺したの?』の監督として参加したジル・マルシャンは、今回は脚本家として来日した。「ドミニクとは以前から共同作業をしていましたが、今回は彼の独創的な世界があらかじめできており、それがかなり固まった段階で参加しました」。

サスペンスとはいえ、映画全体にドミニク監督ならではの独特のユーモアが散りばめられており、怖いような微笑ましいようななんとも奇妙な余韻が残る。この不思議な世界観は一度体験するとやみつきになるかもしれない。凝り症の方は特にご注意を!

『レミング』
監督:ドミニク・モル
脚本:ジル・マルシャン
出演:ローラン・リュカ、シャルロット・ゲンズブール、シャーロット・ランプリング

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June 24, 2005
『行け、生きろ、生まれ変われ』舞台挨拶

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::ラデュ・ミヘイレアニュ監督(左)とシラク・M・サバハ(右)

生きるために実母と別れ、ユダヤ教徒になりすましたエチオピア人の少年の成長を描いた『行け、生きろ、生まれ変われ』(原題『Va, vis et deviens』)。ベルリン国際映画祭にも出品された本作が日本で正式に上映されるのはこの映画祭が初めてである。ひとりの人間の人生を子供時代から青年時代までじっくりと見つめた贅沢な作品で、主人公のシュロモ役は、子供時代・少年時代・青年時代をそれぞれ別の3人の役者が演じている。今回は青年時代のシュロモを演じたシラク・M・サバハが来日し、監督のラデュ・ミヘイレアニュと共に上映前に舞台挨拶を行った。

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::(左)ラデュ・ミヘイレアニュ監督
(右)プロデューサーのマリー・モスマンテイユ

カメラ持参で舞台に上がった監督は自らもこの光景を写真におさめながら、「上映中に携帯電話が鳴らないように!」とユーモアたっぷりに客席に呼びかけた。日本人には馴染みの薄い宗教的なテーマを扱った作品だが、監督によると「フランス人にとっても(あまり知られていないので)遠いテーマのように思えるだろう」という。しかし複雑な背景を知らなくてもこの映画にこめられた思いを感じることはできる。監督の言葉を借りれば本作は「母親が愛する子供を救うという普遍的な話」なのだ。

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::通訳に耳を傾けるシラク・M・サバハ

エンドロールが流れると会場は拍手に包まれた。上映終了後、再び登壇した監督とシラク、プロデューサーが客席からの質問に答えた。

映画の中ではフランス語・ヘブライ語・アマハラ語(エチオピア)の3ヶ国語が使われているが、フランス公開時はヘブライ語とアマハラ語のふたつの字幕がついた形で上映されたそうだ。メキシコの映画祭で監督と出会ったというプロデューサーのマリーは「フランス人は戦争に罪を感じているのでこの映画を作ることができて嬉しい」と述べた。シュロモを引き取る母親役のヤエル・アベカシスはもともとプロデューサーの友人であり、ラディ監督が彼女に恋をしたからこの映画ができたというエピソードも飛び出した。

また、撮影中に出会ったエチオピアの子供たちについては「みんなとても元気で、特に小さいシュロモはエネルギーにあふれていました。すぐにどこかへ行ってしまうので速く撮影しなくてはなりませんでした。受け入れてくれる家族さえいれば夏休みに来日させますよ!」とラディ監督。

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::オープニング・セレモニーでも客席にカメラを向けていた監督

「これは世界で初めて“ユダヤ人であること”によって人が救われる話です」という監督に言葉に改めて作り手たちの叫びと問題の根の深さが浮き彫りになる。エチオピアからイスラエルへと移住するシュロモのエピソードは演じたシラク自身の体験とも重なる。簡単に理解できることではないが、シュロモが本来の自分と偽りの身分との狭間で葛藤しながらも成長していく様は人種や国籍に関わらず誰でも一度は経験のあることだろう。劇場公開時にはぜひ一見し、考え、語り合ってみて欲しい。

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June 23, 2005
フランス映画祭横浜2005 オープニング・セレモニー

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::中田市長(中央)とゲストたち

連日の晴天にもめぐまれ、大好評のうちに終了したフランス映画祭横浜2005。全18作品の上映に加え、短編映画特集やシンポジウムなどのイベントも盛り上がりを見せた4日間の模様をフォトレポートでふり返ります。まずは第1弾として、ゲストにオダギリジョーさんもかけつけた華やかなオープニング・セレモニー編をお届けします。

opening02.jpgフローラン・ダバディ氏の司会で始まったセレモニーでは、真っ先に紹介された団長のコスタ・ガヴラス監督が開幕のスピーチをした。「(フランス映画祭団長の)打診があったとき、“日本”ということですぐに引き受けました。苦手なスピーチをたくさんしなければいけないとは知りませんでしたが(笑)」。
また、カンヌ映画祭アーティスティック・ディレクターにしてリュミエール研究所会長でもあるティエリー・フレモー氏は、横浜のシネマテーク開設を記念してリュミエール兄弟による初期の貴重なフィルムをコメントつきで上映した。
::フィルム缶を手にするティエリー・フレモー氏。中には日本の光景を収めたフィルムも。
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続いて開催地である横浜市長の中田宏氏も登場し、今後の映画祭の拡大やシネマテークの開設について意欲的に語った。「日本とフランスの両国がお互いの文化を尊敬し、高めあっていくことができればと思います」。

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::中田宏横浜市長

そして今宵のスペシャル・ゲスト、オダギリジョーさんが赤い帽子とサングラスのスタイリッシュなファッションで現れると客席からは大きな拍手が。レッドカーペットの階段に座り、リラックスしたムードの中で司会の2人との映画トークがスタートした。鈴木清順監督の『オペレッタ狸御殿』で5月のカンヌ映画祭に参加したオダギリさんは「今年のカンヌでは20本ぐらい(映画を)観ました。これだけの映画を観られる機会は重要だと思います」と思い出話を披露した。オダギリさんにとって映画とは役者として関わるものと、ひとりの人間として観るものとの2種類があるという。映画祭という場については「撮影現場ではつらいこともありますが、観客の方がそれを受けいれ、作り手を尊敬してくれるのが嬉しい」と語った。また、帰国前にパリにも滞在したそうで「フランス人は(芸術に対する)皆の意識が高い」と絶賛した。

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いよいよ終盤、招待作品のキャスト・スタッフが次々に舞台袖から登場すると会場は一気に華やかな熱気に包まれた。

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::(左)アルノー・デプレシャン監督作品でお馴染みのエマニュエル・ドゥヴォス
(右)ジャック・ドゥミ&アニエス・ヴァルダ監督夫妻の息子マチュー・ドゥミ。今回は自身の短編映画に加え、父親であるジャック・ドゥミ監督の特別上映作品『ロバと王女』のデジタル修復にも監修で参加した。

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::(手前から)ラデュ・ミヘイレアニュ監督(『行け、生きろ、生まれ変われ』)、コスタ・ガヴラス監督、シラク・M・サバハ(『行け、生きろ、生まれ変われ』出演)

最後はオダギリジョーさんも再登場し、ステージ上の全員にワールドカップ日本代表チームのタオルが配られ、ゲストたちは首にかけたり頭に巻いたり(!)とそれぞれのお洒落(?)を楽しんでいた。

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::タオルをターバンのように巻いた個性的なスタイルで目立っていたシラク・M・サバハ(左)とオダギリジョー(右)

セレモニー終了後には、エマニュエル・ドゥヴォス(『髭を剃る男』)、ファニー・ヴァレット(『リトル・エルサレム』)アミラ・カサール(『描くべきか、愛を交わすべきか』)の3人の女優も交えたフォトセッションが行われ、現在の日仏の映画界を代表する面々が集合した1枚となった。

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::(左から)ファニー・ヴァレット、オダギリジョー、アミラ・カサール、エマニュエル・ドゥヴォス、コスタ・ガヴラス監督

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June 16, 2005
フランス映画祭横浜2005 記者会見

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::(左から)斎藤龍氏、ベルナール・ド・モンフェラン氏、ティエリー・フレモー氏、コスタ=ガヴラス監督、マルガレート・メネゴーズ氏

いよいよ始まったフランス映画祭横浜2005。16日のオープニングセレモニーに先立ち、港区のフランス大使館にて記者会見が行われ、本年度のフランス代表団団長をつとめるコスタ=ガヴラス監督、駐日フランス大使のベルナール・ド・モンフェラン氏、マルガレート・メネゴーズ氏(ユニフランス会長)、公務のため欠席となった中田宏市長の代理として斎藤龍氏(横浜市芸術文化振興財団理事長)、そしてカンヌ映画祭ディレクターでもあるティエリー・フレモー氏の計5名が出席した。

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6月は梅雨の季節とあって、この日は生憎の雨模様。しかし壇上にゲストが登場すると、会見場となった大使館の一室もどことなく華やかな雰囲気に包まれた。本年度、フランスから来日する総勢100名のゲスト団を率いるのは『戒厳令』や『ミッシング』などの政治映画で知られ、今回の映画祭のオープニングで『斧』が上映されるコスタ=ガヴラス監督だ。今年はガヴラス監督の監督人生40周年目にあたり、またフランスに移住してから50周年という記念すべき年だと言う。フランスの映画学校で日本映画と出会ったというガヴラス監督だが、最近心に残った日本映画には『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』の2本を挙げた。

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::(左)団長のコスタ=ガヴラス監督、(右)マルガレート・メネゴーズ氏

13回目をむかえる今年は「より若く、一般の方々に観てもらいたい」とのことからメイン会場であるパシフィコ横浜のほかに、109シネマズMM横浜、ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいの2館がサブ会場として加わった。「日本には十分な映画館がない」という現状が少しでも改善されるきっかけとなるかもしれない。

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::会見終了後、インタビューに応じるガヴラス監督

18本のラインナップについてユニフランス代表のマルガレート・メネゴーズ氏は「前衛的なものから娯楽作品まで、フランス映画の多様性を示すものになったと思います」とコメントした。このうち4本が、ティエリー・フレモー氏がアーティスティック・ディレクターをつとめた先のカンヌ映画祭にて上映されている。

france05_05.jpg::ティエリー・フレモー氏(カンヌ映画祭ディレクター/リュミエール研究所会長)

今年から横浜ではフランス映画祭の開催される6月を「フランス月間」とし、横浜美術館でのルーヴル美術館展や、フランス料理のフェアなどを行っている。また、過去のフランス映画祭での上映作すべてが観られるシネマテークが横浜に設立されるという。このような試みについてガヴラス監督は「映画によってそれぞれの国のアイデンティティを次世代に伝えていきたい」と語った。

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::ロビーではオードブルやドリンクがふるまわれました

期間中は映画の上映だけでなく、ワークショップや関連イベント、大学でのシンポジウムなども行われる。セミナーでは問題となっている海賊版に対する意見交換の場も設けたいとのことなのでぜひ足を運んでみて欲しい。

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::記者と意見を交わすガヴラス監督

「フランス映画祭横浜2005」
来日ゲスト:コスタ・ガヴラス、セドリック・クラピッシュほか(予定)
上映作品:『斧』『ロシアン・ドールズ』『レミング』『ルパン』ほか
主催:ユニフランス・フィルム・インターナショナル/フランス映画祭実行委員会/フランス映画祭横浜受入委員会
開催情報:6/15(水)〜6/19(日)までパシフィコ横浜(メイン会場)ほか109シネマズMM横浜ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいにて開催

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カコキジ!
Jun 24, 2005 『行け、生きろ、生まれ変われ』舞台挨拶
Jun 23, 2005 フランス映画祭横浜2005 オープニング・セレモニー
Jun 16, 2005 フランス映画祭横浜2005 記者会見
Jun 2, 2005 フランス映画祭 横浜2005