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October 09, 2005
カン・ドンウォンをナメてた私は、ギロチン・チョークで酸欠ハイテンション

今日の狙いは『デュエリスト』のカン・ドンウォンと『スリー』のチャン・チェンの舞台挨拶だったのだけど、まー、ままなりませんわ。チケット奪取はあえなく玉砕、仕方ないので(仕方ないので?)映画を見ることに。1本目はクロード・ルルーシュ監督の『The Courage of Love』。人生の奇跡と皮肉を描いたフレンチ・コメディ。クスッと笑える感じで結構面白いが、韓国人観客は反応薄。2本目はラース・フォン・トリアーの新作『Mandaley』。ドッグヴィルを焼き払ったギャングとその娘グレースが、ニューヨークを目指す途中で立ち寄った南部の田舎町マンダレー。前作であんなひどい目にあってもまだ懲りない善意の“お節介お嬢様”グレースは、今度は黒人差別に立ち向かう。これがまた、あーた…まあ詳しくは普通のブログで。

3本目の前にナンポドン野外ステージで、カン・ドンウォンを見物することに。私にはこの男のよさがどーもわからん。なんか貧乏クサい。ファンの皆さん、ごめんなさい。だって若いのに肌がキレイじゃないんだもん。顔色がなんかいつも緑色っぽくて、目もツリ目だし、これで髪の毛がツムジでピンって立ってたら背の高い"妖怪人間ベロ"だと思うの。ほらほら髪型だってヘンじゃない? 彼氏にしたいアイドルNo.1とか言うフレコミだったが、それホントかあ? と猜疑心バリバリでPIFF広場へ行ったら――4時半開始を前にして広場はすでにパニック状態。昨日のエリック騒動を目の当たりにしていた連れは、「中に入ったら殺される」と怯えた目をして身をこわばらせたが(マジで)、アタシはここで逃げるわけにはいかないのさ。ギャラをもらう人間はハードボイルドなのだ。アドレナリン・スイッチ、オーン!で突入である。おー、なんだ、映画祭レポートらしくなってきたな。

当面の敵はステージを取り囲む無数の警察官。彼らはステージ横の狭い通路を一方通行で交通整理中だが、基本的にルールを重視しない韓国人は逆方向からも通り抜けようとするので、カン・ドンウォンと無関係の小競り合いもそこここで勃発中。そんな中切り込んだチビの私は主役登場前にすでにモミクチャ、だがステージ横を抜けようとして「てめー通せって言ってんだよ、ポリ公!」(みたいな感じ)で警察官をガンガン押しまくる韓国人女性の後ろに付けて、なんとかちょっと前に。そこで主役の登場だ。うおーとかキャーとかものすごい怒号があたりを包み、ステージのカン・ドンウォンは腰引けまくり。さらに激しくモミクチャにされつつもとにかく必死でシャッターを押す私。だが後ろでは大激怒&シャウトするおにいちゃんがぐいぐい押してくるし、隣の女の子が伸ばす腕がギロチン・チョーク状態でノド直撃。ああ、気が遠くなってゆく……さよーなら、おか…あさ…ん―――という状況で撮った写真がコレである。ななななんて臨場感のある、別の言い方をすれば、なんてしょうがない写真なんだーっ!まあ許してね、久々に命の危険を感じたんし。だってあまりの騒動に、当のカン・ドンウォンだって「カン・ドンウォンです」って一言言っただけでそのまま帰っちゃったんだから。いやー、すごいんだね、カン・ドンウォンってぇっはっはっはっと、その後は何見ても笑えて笑えてしょうがなかったのは、たぶん一時的酸欠でハイテンションになっちゃってたんだと思うなあ。映画祭ってホントに危険ですね。

pusan1019.jpg
::な、なんて臨場感のある、そして、なんてしょーもない写真なんだーっ!

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