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October 08, 2005
妻夫木&エリックでパニック・イン・ナンポドン。ヨン様あんたは賢明だ

この土日は会期中で唯一の週末。PIFF広場は特設ステージもある人もごった返してるのに、雑誌だかフリーペーパーだか満載したトラックが入ってくるわ、羽むしった生の丸鶏をギュウギュウにつめた巨大ビニール袋を積んだスクーターが突入してくるわ、足元から頭上から極太ケーブルがグチャグチャに絡まってるわ、ナンポドンはもーなんだかてんやわんやである。3日目にして早くもヘタレた私は、今日は“映画そこそこナクチポックム(釜山名物のタコ鍋)とサウナでぷはー”のコースにすることに。でもって本日の映画1本目はベント・ハマー監督&マット・“ちょいデブ”・ディロン主演の『Factom』。チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説の映画化で、これ以上はないだろってなダメダメ人生が爆笑である。次の映画までちょっと時間が合ったので、地下鉄で西面(ソミョン)に行きロッテ免税店をひやかす。免税店はいまだヨン様だらけ、衰え知らずの神通力に私もよろめき、ついうっかりエレベーター横のヨン様をパチリ。書き割りにもかかわらず、リアルにも微妙にクマが。稼ぎすぎだぞ、ペ・ヨンジュン。

pusan1008_1.jpg::ロッテ免税店のヨン様。クマがあんだよ、オモロイね。オバチャンみたいだね。


それでもまだ夕方の上映まで時間があるので、1時間ほどホテルでゆるゆる。そろそろかなという頃、PIFF広場方面からウウヮキャウォアーみたいな地鳴り的大歓声が。どうやら私のお昼寝中にPIFF広場に妻夫木聡が来ていたらしい。そういえば初日のヨットセンターで隣に立ってた韓国人の女の子も妻夫木ファンだったなあ。去年は『2046』のキムタク一本やりだったけど、韓国ギャルが選ぶ日本人俳優の選択肢もバラエティを増しているのね〜なんてつらつら思いつつ、本日の2本目『Time Between Dog and Wolf』。実は釜山で見た唯一の韓国映画、わしゃあ何しに行ったんだか。

さて。恐ろしきことはこの映画の上映中に勃発していた。PIFF広場に面した釜山劇場で上映を終えて廊下に出て見下ろすと、そこは夥しい数のエキサイテッド・コリアン・ギャルに埋め尽くされていた。特設ステージでは人気グループ「神話」のエリックが舞台挨拶中。上から見たらもーすごいのなんのって、エリックがちょっと手を挙げるだけでウヮオーとかワキャーとか大変な大騒ぎ。そろそろお帰りの彼が舞台上を移動すると観客がその方向になだれ込み、写真撮ろうとしてケータイ構える無数の手が、おお、ウェーブしちょる。私を引きずり込もうと、海から無数の手が生えてきて……っていうホラーのように、エリックは今にも大観衆に引きずりこまれそうである。つい最近韓国で将棋倒しの死亡事故があったけど、はっきりいってここでも起こりかねない、いや間違いなく起こる寸前。ヨン様は警備上の都合でここでの挨拶やめたらしいが、それは賢明な判断です。日本の事故でも地の底まで落ち込んでいたヨン様、釜山で死亡事故でも起こした日にゃ頭でも丸めて一生引きこもっちゃうに違いない。マジでびっくりしたのだが――まさか翌日、私自身がこの渦に飲み込まれることになろーとは……。

pusan1008_2.jpg
::ザ・興奮のルツボ。舞台中央のエリックに向かって無数の腕が! ひゃ〜!
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