南浦洞(ナンポドン)でも始まった映画祭、まあ一応映画も見る。ミハエル・ハネケ監督の新作『ヒドゥン』、ドン・チードルがオスカーにノミネートされた『ホテル・ルワンダ』。どっちもショーゲキ的でドキドキ。えーん、ビックリしたよう。詳しくはフツーのブログに書くから、お手数ですがそっち読んでね。
本日の“映画祭ブログ的”メイン・イベントはジャッキー・チェンの『The Myth』ヘウンデ、オープンシアター。野外上映ではその前にミニ・コンサートがあって、本日の出し物は“ヘドウィグ&アングリー・インチ”。来月から韓国でミュージカルが上演されるらしく、コリアン・ヘドウィグがド派手に3人登場。くるくる金髪&きらきらラメだが顔はバリバリのアジアである。映画の名場面ダイジェスト状態で時にくねくね、時にガンガン歌うステージはかなり楽しい。こーゆーシチュエーションでは乗っちゃったモン勝ちなので、私はもれなくノリノリになることにしている。これが日本なら周囲の視線はかなりの確率で冷たいが、アジアのラテン系たる韓国人は自分のシャウトに夢中で、私の雄叫びになど興味ナッシング。恥知らずには心地よい国である。“ぇ”の数も出血大サービスで、いぃえぇぇぇぇぇってなもんです。

::(左)キラキラしてはいるがキムチ顔
::(右)ライブでマントをグワッと広げる名場面。韓国人観客も私もうぉー!と大盛り上がりさ
コンサートが終わると上映作品『The Myth』の舞台挨拶、監督スタンリー・トン、主演ジャッキー・チェン、キム・ヒソンが壇上に登場する。盛りだくさんだな〜。キム・ヒソンはクォン・サンウの韓流ドラマ『悲しき恋歌』のヒロインで、中国で絶大な人気を誇る韓流女優。「彼女はスクリーンだとお姫様だけど、カメラの裏ではお転婆で…」みたいなことをジャッキーが楽しそうに話してるが所詮中国語と韓国語、ぜんぜんわかりません。ところが挨拶も終盤に差しかかったころ、ジャッキーの口から「ビョンホン」という言葉、そしてきゃあああああっ!との歓声が。なななんと客席にビョンホンが! そーいえばビョンホンはジャッキーと仲良しなのだ。私は大慌てで立ち上がり歓声のほうへ走ったが――ま、ま、間に合わなんだ……くうううう。ビョンホンとの遭遇は、またしても果たされなかったのである。
::中央の毛皮がキム・ヒソン、その右がジャッキー・チェン。韓国の女優はいつもファッションが微妙だ
[text:渥美志保]