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July 03, 2005
『ロシアン・ドールズ』舞台挨拶&サイン会

この日最後の上映は『猫が行方不明』などで日本でも根強い人気を集めるセドリック・クラピッシュ監督の『ロシアン・ドールズ』。都会の乾いた若者たちのコメディを撮らせたら右に出る者はいない彼の新作を心待ちにしているファンもいるだろう。目玉作品だけに広い会場も満席の大盛況となった。

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::ケリー・ライリー(左)&セドリック・クラピッシュ監督(右)

「拙者は日本語をよく話すが、フランス語を守るためにフランス語で喋る」といきなり日本語を披露したクラピッシュ監督に場内からは拍手が。すると続いて登場したヒロイン役のケリー・ライリーも負けじと日本語で挨拶した。

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::(左)日本語のカンペ持参で挨拶するクラピッシュ監督
::(右)続いてケリー・ライリーも…

『パリの確率』('00)『スパニッシュ・アパートメント』('03)の出品でフランス映画祭横浜ではお馴染みのクラピッシュ監督。今回の『ロシアン・ドールズ』は『スパニッシュ・アパートメント』の続編でもある。主演はこの映画祭のラインナップだけでも3本の出演作(『ロシアン・ドールズ』『ルパン』『The beat that my heart skipped』)を誇り、今フランスで最も勢いのあるロマン・デュリス。予定されていた彼の来日が中止となってしまったのが残念だ。

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::プレゼンターをつとめたアルノー・ビアール監督(『メトロで恋して』)

続編を作るにあたっては、フランソワ・トリュフォー監督と俳優ジャン=ピエール・レオーのいわゆる“ドワネル”シリーズを手本にしたという。しかしもちろん単なる二番煎じやネタ切れを補うためではない。「続編をつくることについてはよく考え、よいと判断した上で作りました」。

今回が初のフランス映画への参加となったイギリス人のケリー・ライリーは劇中ではロマン・デュリスの相手役をつとめる。「初めての外国人スタッフとの仕事でしたし、今までとは全く違った経験ができて勉強になりました」。russian06.jpg
russian07.jpg::観客から花束を受け取るクラピッシュ監督。上映終了後に行われたサイン会では、夜遅い時間にも関わらずたくさんのファンが列を作った。

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::(左)上映終了後、サインに応じるケリーと監督
::(右)ケリー・スマイル!

一見ドライに見える現代の若者の矛盾した内面や等身大の悩みをフレンチ・ユーモアでくるみ、おかしみを通して本当に大切なものに気づかせてくれるセドリック・クラピッシュ監督。観終わった後はほんの少し切なく、でも明日への希望を感じさせてくれるその世界は国を超えて共感を得るだろう。日本での劇場公開をお楽しみに!

『ロシアン・ドールズ』
監督:セドリック・クラピッシュ
出演:ロマン・デュリス、ケリー・ライリー、オドレイ・トトゥ

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