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May 10, 2005
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス社

今回は、昨年度のグランプリ受賞者が副賞として見学を認められたソニー・ピクチャーズ・イメージワークス社(SPI)についてご説明しましょう。ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント社(SPE)については皆さん御存知でしょう。SPI社はそのデジタル部門です。

1989年に日本企業のソニーはアメリカのコロンビア映画を買収し、SPI社を立ち上げました。コロンビア映画はアメリカ人にとって馴染みが深い映画会社であるだけに、日本企業による買収には強い反発がありました。現在でこそ、『スパイダーマン』のようなアメリカ人の心にヒットする作品を作り、ステータスを得ていますが、同社の第一歩は苦難の道でした。有名なミリタリー小説作家トム・クランシーが書いた『日米開戦』(新潮社刊)は、アメリカに強い不満を持った日本の財界人がこっそりとアメリカに攻撃を仕掛ける話ですが、登場する財界人の中にアメリカの映画会社を買収したものの損ばかりしている社長がいます。こんな風に小説のモデルになるほど当時としては画期的な出来事だったのです。SPI社がCG製作を手がけた作品は『ハリー・ポッターと賢者の石』『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』『ポーラー・エクスプレス』『マトリックス リローデッド』など有名作品が多数あります。

グランプリ受賞者の早川貴泰さんは、その印象をこう語っています:

「外の厳重なセキュリティとはうって変わって、アットホームというのともなんだか違うのですが、でもプレーンでシンプルで安心してクリエイティブな作業に没頭出来そうな雰囲気。」

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::グランプリの副賞でロサンゼルスに行った時の早川貴泰さん。中央に豆粒のように小さく見えています。

SPI社の社屋の外観は石とガラスを基調とした静的な印象です。そんなSPI社は、『ポーラー・エクスプレス』をIMAXで上映する立体映画に変換する仕事もしています。立体映画はこれからの映画産業の一角になるとみなされており、そうした最先端の仕事をしているSPI社の見学が昨年のグランプリの副賞でした。

今年は東海岸の「ブルースカイ・スタジオ」見学がグランプリの副賞です。皆さん、その価値の重大さにはもうお気づきでしょう。傑作の応募を待っています!

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