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April 27, 2005
審査員紹介1:松本零士

outline_face_01[1].gifこれから何回かは審査委員の先生を紹介します。
今回は審査委員長の松本零士氏です。


いまさら紹介する必要もありませんが、松本先生は日本を代表する漫画家です。「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ、「銀河鉄道999」、「宇宙海賊キャプテンハーロック」など、1970年代後半から興ったアニメブームの中心的存在でした。最初の「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ(1974年10月6日〜1975年3月 30日放送)は、宮崎駿さんが主要スタッフを務めた国民的アニメ「アルプスの少女ハイジ」の放送時間帯とぶつかったために当初の企画どおりに製作されず、途中で打ち切られる結果となりました。しかし、あとから考えればこれは大した問題ではありませんでした。再放送後に人気が爆発して、視聴率が急増したのです。1977年に劇場版が公開されると社会現象ともいえる反響を呼び、劇場用の日本アニメでは新記録な大ヒットとなったのです。以後、人気テレビアニメが劇場用映画として製作されるスタイルを確立してしまったのが松本先生でした。

松本先生の作品は宇宙を舞台にしたものが多く、独特のデザインの宇宙船などのメカ類、大変にセクシーなロングヘアで長身の女性、背が低くて格好悪い主人公が登場することがあるといった特徴があります。一連の作品に貫かれているのは、自分の人生は自分で切り拓いていくという人生哲学。「銀河鉄道999」の主人公・鉄郎に代表されるように、他人がどう言おうと自分の信念を貫き通そうとする意思です。そのせいか、松本先生はご自身のホームページでも文章で自分のメッセージを掲げるのではなく、自らビデオ映像を通して語りかけており、エメラルダス号の特大CGポスターは松本先生が自ら高精度のインクジェットプリンタで出力して送ると、今でも頑固な製作姿勢を続けていらっしゃいます。画業生活50周年を迎えた松本先生。そんな先生がこれから世に出て行くアニメーターたちを応援するのがこのコンテストです。

最後に松本先生がコンテストにお寄せくださった言葉をご紹介しましょう。

時間は夢を裏切らない。
その代わりに
夢も時間を裏切ってはいけない。
そのふたつが叶ったとき、
その夢が実現される。

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