いよいよグランプリの発表である! まずはオフシアター部門の審査結果から発表されて、そのあとにヤングコンペの発表となるのだが…ヤングコンペ部門で最初に発表されるのが南俊子賞という批評家賞。審査員以外の映画評論家や記者の方が選ぶ賞ということです。代表して映画評論家の品田雄吉さんから発表……そして呼ばれたのは何と『隣人13号』! そう、僕らの映画だ!
この映画はバイオレントなところも多くて、正直、いわゆる映画評論家と言われる方々の評価というのはあまり期待できないんじゃないか?と思っていたところもあるので、この賞はちょっと意外だった。でも品田雄吉さんのコメントには感激しました!
「この映画は気持ち悪いけど、面白いんです」
これは僕らにとってかなりの褒め言葉なんじゃないでしょうか! 世の中にある映画ってのは、面白いか面白くないかのどちらか。どんな映画でも面白ければいいというか、面白くなければ映画じゃないと思ってる僕にとって、自分の映画を「面白かった」と言ってもらえるのが一番うれしい。「いい映画だから賞をあげます」なんて言われてもちっとも嬉しくないし、今回の夕張でとにかく皆が『隣人13号』を「面白い」と言ってもらえたことが何よりの収穫です。

::南俊子賞を受賞! うれしそうな井上監督
夕張の皆様、そして審査員の皆様、映画を観に来てくれた沢山の方々! ありがとうございました! 『隣人13号』はロッテルダムに出品して以来、続々と海外の映画祭への出品も決定! この後、ドービル・アジア映画祭(フランス)、シネマジョブ国際映画祭(スペイン)、フィルムフェス・ハンブルグ(ドイツ)等々…と再び世界中の映画祭へ旅に出ます。そして年内にはいよいよアメリカでの劇場公開も決まり、新たな展開も期待できそうです。注目の日本公開は4月2日(土)に決定、ますます盛り上がる『隣人13号』! これからも応援よろしくお願い致します!

::さよならパーティにて。主演・坂口拓、監督・井上靖雄の映画が作られる日も近い!(かも?)