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      <title>第59回カンヌ映画祭</title>
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      <copyright>Copyright 2008 cafegroove Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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         <title>居残り：笑顔はどうなったのだ？</title>
         <description>正直に言おう。
『ダ・ヴィンチ・コード』が不評だったのではなく、先日のイシコの締めのブログが不評だったのである。
「本題が描かれてないでしょ？それを確かめるためにイシコさんはカンヌ映画祭に行ったんでしょ？」
責められたのである。
確かにその通りである。
よって居残り授業のように、もう一つブログを書くことになってしまったのだ。
一応、反省して、ちょっと薄暗い放課後チックな部屋で書いてみることにした。

“映画、それは笑顔を生み出すために作られたのかもしれない”
このテーマは、今回だけで結論を出すにはもったいない気がする。
もう少し時間をかけて取材したいと声を大にして言いたい。
確かに映画が様々な笑顔を生み出すということは、間違いない。
ただ、その部分を深く掘り下げていくことが、できなかった。
僕が初めての映画祭体験ということと、様々な映画のプロ（映画を作る人、映画を商品として売る人、映画を商品として買う人、映画を批評する人）に会っているうちにイシコが舞い上がってしまい、それが映画祭による笑顔なのか、映画による笑顔なのか、それともカンヌの街による笑顔なのか、その本質をいつしか忘れてしまったことが理由である。

そして取材しきれなかった大きな理由がもう一つある。
本来、映画を観終わり、映画館を出るときに、映画ってホントにいいなぁ。今日も楽しい時間をありがとう的な微笑みに近い笑顔を「笑顔」と僕の中で勝手に定義つけていた。
そのイメージだけが先行していたのである。
しかし、
「えっ？あの映画、面白いと思ったの？ふっ？」
あっ！今、鼻で笑ったろ！って突っ込みたくなる笑顔にも出会った。
知り合いに勧められて、無理矢理観させられ、しかもそれがイマイチだったとき、映画館から出て来て苦笑いする笑顔にも出会った。
日本人のバイヤー同士で、お互い何を購入するのかを探り合いながら含み笑いをする笑顔にも出会った。
もちろん、国によって笑いのツボは違うが、コメディで大爆笑という大笑いする笑顔にも出会ったし、飲んでいる時に楽しかった映画の話をしていて思い出し笑いをする笑顔にも出会うなど、求めていた笑顔にも出会った。
笑顔の数というよりは、笑顔の種類が、本当にいろいろあるのだということを僕は今回の旅で知った。
それだけでも充分、映画は、笑顔を生み出していると言えるのだが…。

もちろん、ここで結論を出してしまうのもいいのかもしれないが、たくさんの笑顔の種類を知った上で、本質の部分の笑顔が生まれる映画を、もう少し時間をかけて探っていきたいと改めて感じたのである。
よく見ると“cinemacafe.netワールド・ツアーが始まった”と書かれているということは、まだまだ続くってことだろう。
「イシコが行くって誰が言った？」
と浜田編集長の怒鳴り声が聞こえてきそうである。
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         <pubDate>Tue, 06 Jun 2006 20:04:49 +0900</pubDate>
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         <title>おまけ２　映画を買うということ</title>
         <description>今回の旅で、途中、財布を落としてしまった為、皆様にすっかりご馳走になってしまった。
「カンヌを財布無しでサバイブする男」とあだ名がつけられてしまった程である。
その中でも特に写真のクロックワークスの酒匂社長とこのブログの中で何度か登場したトルネード・フィルムの叶井社長、そしてシネマカフェ浜田編集長には、
「お前は彼女か？」
と言われても、おかしくないくらい、いつもご馳走になっていた。　
その上、何も知らない僕に、映画配給の様々なことを教えてくださった。

基本的に映画を買うのは、僕が見ている限り株を買う感覚に近い。
この映画が日本で、どのくらい成長するのか、それを見越して資金を投入するわけである。
ただ、株を買うのと違うのは、そこに自分の手を加え、自分のカンを信じて、その作品にせいいっぱいの愛情を注ぎ込む。

例えば、酒匂社長が買った『少林サッカー』は業界的には、もう香港映画は売れないというジンクスで誰も売れると思っていなかった。
しかし、これは
「絶対に来る！」
と酒匂社長はじめクロックワークスのスタッフは自分達のカンを信じて、日本での配給に全力を注いだ。
その結果、２８億円を叩き出す大ヒットになったわけである。

もちろん、そういった作品ばかりでなく、コケてしまったものもたくさんある。
その分、いい作品に出会って、自分の手で更に育っていく喜びは何にも代え難い物なのだろう。
きっとそれが映画配給の一番の魅力なのかもしれない。
そして何より、みんな映画が大好きなのである。
あるとき浜田編集長が
「映画好きに悪い人は居ない！」
と言ったことがあるが、今回の旅でそれを改めて感じた気がする。
もちろん、スノップな匂いが漂ったり、駆け引きを感じるときもあるのだが、
「あの作品観た？メチャクチャいいよ！」
などといい作品に出会って興奮して笑顔で語る姿は、誰もが映画好きの少年や少女のままである。
この人は映画が本当に好きなんだろうなぁとこちらまで嬉しくなってしまう。
いい作品を人に教えて共有したくなる、その延長線上に映画配給という仕事があるのかもしれない。

こんな機会を与えてくださった浜田編集長本当にありがとうございました。
そして最後まで読んでいただいたシネマカフェの読者の皆様、本当に、ありがとうございました。
またお目にかかれる日を楽しみにしております。
映画って本当にいいですね。
それでは。さよなら。さよなら。
水野晴郎流締め、淀川長治的挨拶でお別れすることにする。</description>
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         <category>report</category>
         <pubDate>Sun, 04 Jun 2006 17:57:29 +0900</pubDate>
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         <title>おまけ：パルムドールとグランプリの違い</title>
         <description>おまけというか整理に近い。今回、１ヶ月間、カンヌ映画祭に触れて、長年、ぼんやりとして、わからなかったことがだいぶ、クリアになった。行く前にクリアにしてから行けよ！と言われそうだが、
「まぁ、映画祭に直に触れているうちに、わかってくることもあるべ」
と思いながら、映画祭の旅を続けたわけである。

マスコミなどで、受賞の行方がよく騒がれているのが、コンペテイィション部門である。そして、それ以外に、コンペに選ばれなかったが、どこか特色のある作品が上映される「ある視点」部門や、学生達の作品が上映される「シネフォンダシオン」という部門もある。
別の組織が運営していてポスターも全く別の「監督週間」だったり、「批評家週間」だったりもあり、とにかくいろいろな区分けがあるのだ。
それ以外にバイヤー向けの試写も行われているのだから、もう何が何だかわからないと映画祭に到着した最初の頃は、何が何だかわからないと頭を掻きむしっていた。

しかし、慣れてしまえば、全然、難しいことではない。比べる物は違うのだが、東京の地下鉄の方が余程、難しい。
でもって、混乱の原因のもう一つに、コンペティション部門に大賞（金賞）であるパルムドールとグランプリの両方ある。
「グランプリ獲得しました！」
とニュースで聞けば、おぉ〜、一番かぁと思ってしまいそうであるが、カンヌ映画祭では、２番目、すなわちグランプリは銀メダルみたいなものなのだ。

以前は、大賞をグランプリとしていたらしいのだが、最近ではパルムドール（大賞）が最高順位、その下がグランプリという受賞になる。
それ意外は、アカデミー賞と一緒で、最優秀監督賞（役所広司が出演していた『バベル』）、最優秀男優賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞、審査員賞、カメラドール（新人監督賞）、短編部門のパルムドールと続くわけである。

じゃ、審査員は誰なのということになるのだが、監督だったり、俳優だったりするわけである。今回は、審査委員長がウォン・カーウァイ監督で、後は、アメリカからサミュエル・L・ジャクソンだったり、イギリスからティム・ロスだったり、中国からはチャン・ツィイーだったり、イタリアからモニカ・ベルッチだったり、本国フランスからはパトリス・ルコント監督だったりと様々な国から選ばれている。
そして、だいたい人が殺到しているところから、こういった審査員の方が登場するようであった。
僕は最終日にルイ・ヴィトン主催のパーティーで、ウォン・カーウァイ監督をお見かけしたくらいであるが…。
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         <category>report</category>
         <pubDate>Sat, 03 Jun 2006 16:03:42 +0900</pubDate>
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         <title>最後に赤絨毯でカンヌよ！また会う日までサヨウナラ！</title>
         <description><![CDATA[<script type="text/javascript" src="http://www.flipclip.net/js/bd82742ae810cb4af413822834617915" ></script>]]></description>
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         <category>ishicam</category>
         <pubDate>Thu, 01 Jun 2006 12:45:13 +0900</pubDate>
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         <title>バイヤー浜田氏ついに映画を購入する！</title>
         <description><![CDATA[最終日である。
１ヶ月、イシコの駄文につきあっていただき、ありがとうございました。
心からお礼を申し上げます。
と言いつつも多分、おまけを書くのだが…。

遂に、映画を購入するシーンを見た。
先日、浜田編集長からバイヤー浜田氏に変身したことを書いた。
そのバイヤーの浜田氏が、ついに映画を購入したのである。
「LA TOURNEUSE DE PAGES」というフランス映画。
今回、映画祭で観てきた中で、僕の中でも特に面白かった作品の一つである。
内容については、せっかく浜田氏が購入し、日本で公開するものなので、あやふやなことを言うつもりはない。
字幕がついてからもう一度、試写を見せていただき、正確に内容を把握した上で<a href="http://blog.cinemacafe.net/blog/archives/ishiko.php">「セレブログ」</a>にでも書いた方がいいと思うので、ここでは差し控えたいが、一言でいうとピアノにまつわるサスペンスである。
そして何となく、渋谷のBunkamura ル・シネマなどでかかっていそうな感じの作品である。
ここまで。ここまで。

とにかく契約書が交わされたのである。
中を見せてもらうと、お互いの契約者の名前から始まり、値段（ドルで交渉されることもあれば、ユーロで交渉されることもある）、契約期間、契約内容（映画、ＤＶＤ、飛行機内での上映など使用できる範囲）、興行収入の割合（何％が買った側に入って、何％が製作者側に入るか）などが淡々と書かれている。
もっと分厚い契約書なのかと思いきや、A4にして3枚程度で箇条書きに連ねてあるだけで、英語がわからない僕でも何が契約されているのかが、はっきりとわかる。
そして最後のページにサインが描かれている。

日本で、取り交わす契約書も、これくらいわかりやすい契約書だったらいいのになぁと思うのは僕だけなのだろうか。
昨年、省庁関連の仕事をしたときの契約書では、これは何の仕事を引き受けたのだろうかと思ってしまうような分かりにくい日本語の表記と言葉の使い方の重々しさに驚いてしまった。
それなりに重みもあり、それなりに意味合いもあるのだろうが、もう少し分かりやすくなったらいいなぁと思うのはイシコのつぶやき。
話がそれてしまったが、とにかく浜田編集長が映画を購入した。

パーティー会場で浜田氏がトルネード・フィルムの叶井社長に、映画を買ったことを伝えた。業界では「ピアノレッスン」や「戦場のピアニスト」などのように、ピアノにまつわる話というのはヒットするというジンクスがあるらしい。
さぁ、今年のカンヌ国際映画祭で日本の配給会社の皆様はどれくらい購入し、どれくらいの数の映画が日本で観ることができるのだろう。
映画祭の旅は、ここで終わるのだが、映画の旅は、ここから始まるのであろう。

まぁ、そんなわけで一応、今日で本文は終了である。
重ね重ね１ヶ月おつきあいいただき、ありがとうございました！
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         <category>report</category>
         <pubDate>Wed, 31 May 2006 23:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>ソワレ！</title>
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         <title>ウォン・カーウァイ監督</title>
         <description>Photo by Hisato Hamada</description>
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         <title>WHITEMAN IN CANNES #6</title>
         <description>Photo by Hisato Hamada</description>
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         <title>WHITEMAN IN CANNES #5</title>
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         <pubDate>Wed, 31 May 2006 13:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>ホワイトマン EPISODE 2</title>
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         <title>WHITEMAN IN CANNES #4</title>
         <description>Photo by Hisato Hamada</description>
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         <title>カンヌにホワイトマン登場！</title>
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         <title>WHITEMAN IN CANNES #3</title>
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