[cinemacafe.net BACKNUMBER] バックナンバー

Cannes Smile Project 笑顔でつなぐ、カンヌ映画祭
おまけ:パルムドールとグランプリの違い
おまけ:パルムドールとグランプリの違い

おまけというか整理に近い。今回、1ヶ月間、カンヌ映画祭に触れて、長年、ぼんやりとして、わからなかったことがだいぶ、クリアになった。行く前にクリアにしてから行けよ!と言われそうだが、
「まぁ、映画祭に直に触れているうちに、わかってくることもあるべ」
と思いながら、映画祭の旅を続けたわけである。

マスコミなどで、受賞の行方がよく騒がれているのが、コンペテイィション部門である。そして、それ以外に、コンペに選ばれなかったが、どこか特色のある作品が上映される「ある視点」部門や、学生達の作品が上映される「シネフォンダシオン」という部門もある。
別の組織が運営していてポスターも全く別の「監督週間」だったり、「批評家週間」だったりもあり、とにかくいろいろな区分けがあるのだ。
それ以外にバイヤー向けの試写も行われているのだから、もう何が何だかわからないと映画祭に到着した最初の頃は、何が何だかわからないと頭を掻きむしっていた。

しかし、慣れてしまえば、全然、難しいことではない。比べる物は違うのだが、東京の地下鉄の方が余程、難しい。
でもって、混乱の原因のもう一つに、コンペティション部門に大賞(金賞)であるパルムドールとグランプリの両方ある。
「グランプリ獲得しました!」
とニュースで聞けば、おぉ〜、一番かぁと思ってしまいそうであるが、カンヌ映画祭では、2番目、すなわちグランプリは銀メダルみたいなものなのだ。

以前は、大賞をグランプリとしていたらしいのだが、最近ではパルムドール(大賞)が最高順位、その下がグランプリという受賞になる。
それ意外は、アカデミー賞と一緒で、最優秀監督賞(役所広司が出演していた『バベル』)、最優秀男優賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞、審査員賞、カメラドール(新人監督賞)、短編部門のパルムドールと続くわけである。

じゃ、審査員は誰なのということになるのだが、監督だったり、俳優だったりするわけである。今回は、審査委員長がウォン・カーウァイ監督で、後は、アメリカからサミュエル・L・ジャクソンだったり、イギリスからティム・ロスだったり、中国からはチャン・ツィイーだったり、イタリアからモニカ・ベルッチだったり、本国フランスからはパトリス・ルコント監督だったりと様々な国から選ばれている。
そして、だいたい人が殺到しているところから、こういった審査員の方が登場するようであった。
僕は最終日にルイ・ヴィトン主催のパーティーで、ウォン・カーウァイ監督をお見かけしたくらいであるが…。

TRACKBACK
この記事へのトラバはこちらへ!
http://blog.cinemacafe.net/cgi-bin/mt/mt-trackback-cc.cgi/4125


COMMENT
SEND YOUR MESSAGE!
(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)