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Cannes Smile Project 笑顔でつなぐ、カンヌ映画祭
歩いているだけで、著名な映画人と出会う
歩いているだけで、著名な映画人と出会う

浜田編集長とトルネード・フィルムの平川氏が、シネマカフェでもおなじみの映画「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督と友達のように普通に立ち話をしている。
元々、知り合いだったそうで、街を歩いていたら、バッタリ会い、近況を語り合っている。
僕が東京で住んでいる永福町あたりで、こんな光景に出くわしたら大興奮してしまうのだろうが、カンヌの街中だとこういった光景が当たり前のように目の前に起こる。
世界中の著名な映画人に出会えるチャンスが多いのもミーハーな僕にとっては魅力なのかもしれない。

クロックワークスの酒匂社長に教えてもらったのだが、マジェスティックホテルでは、セレブの著名人がロビーで待ち合わせをしていることも多いそうだ。
ムービーブログに登場したシドニー・ポラック監督も、ここで出会ったし、さっきもカンヌ出発直前に観た映画「ビヨンド・ザ・マット」に登場するプロレスラーのザ・ロックも見かけた。
浜田編集長は、以前、中華料理屋で、マイケルムーア監督と隣同士になったこともあるそうだし、そんな話は数え上げればキリがない。
考えてみれば、この街に世界中の映画人が集まるのだから何も不思議ではないのだが、やはり感動するものである。

毎日、発行されるフリーペーパーを開き、カンヌに来ている有名人を撮った写真が並ぶコーナーを見るのも朝の楽しみとなっている。
「昨日、サミュエルジャクソンが来てたんだ」
「ハル・ベリーきれいだなぁ」
「あのパーティーにオリバー・ストーンが居たんだ」
著名人に会うのも何だかカンヌというアミューズメントパークのコンテンツに組み込まれているように思えてくる。

そういえば、15年程前、上京した頃、当時、フランスで人気のあった柳町光男という映画監督の事務所で働いていたことがある。
その彼が、チェン・カイコーやヴィム・ヴェンダース、ウォン・カーウァイなどと映画祭で、友達のように話をしていると飲みながら聞いたとき、冗談半分にしか思っていなかった。
世界の有名な監督と身近な知り合いが友達感覚で話すということが、僕の中では信じられなかったのである。
しかし、今回、ここに来てみて、あの話を冗談半分で聞いていた僕が間違っていたことを改めて知り、彼に申し訳ない気がするのであった。
そういえばウォン・カーウァイ監督がノラ・ジョーンズの映画を撮った。

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