浜田編集長が交渉を始めた!

浜田編集長は、昨年のカンヌ映画祭で「LIVE AND BECOME(仮題)」という作品を購入した。
この作品は、フランスのアカデミー賞も受賞し、ベルリン国際映画祭でも観客賞はじめ二部門を受賞した作品で、昨年、横浜で行われたフランス映画祭にも参加している。
僕も、以前、シネマカフェの「セレブログ」で書いているが、とにかく素晴らしい作品で、岩波ホールでの公開も決まったそうで、早く、劇場で観たいものである。
そんな彼が、また新たに作品を買おうとしている。
浜田編集長からバイヤー浜田氏に変身である。
その場所に同行させてもらった。
彼が目星をつけたディストリビューターは、かなり人気の作品を持っているようで、ひっきりなしに様々な国のバイヤー達が交渉に来ている。
手慣れた感じで、作品の予告編を流しながら、とぎれることなく説明をしてくれる。
その中で浜田氏が気になった作品の価格を聞いた。
これに対して売り手は、希望価格を言う。
これを「アスキング」と言うらしい。
もし、それを聞いて買いたいと思った場合は、自分の買いたい価格を言う。
これを「オファー」と言うらしい。
そして、公開する同じ国、この場合は日本で他のバイヤーからの「オファー」がある場合は、高い方が落札する。
もちろん投資的要素も強いので、株式市場のような感覚も漂うが、それよりも人間的な気はする。
どちらかというとフリーマーケットとセリを足して二で割った感じとでも言おうか。
結局、このとき、浜田氏は「オファー」は出さず、連絡先を聞いてから、連絡すると言って外に出た。
自分で試写を観て、周りの評判を聞き、配給やDVDにした時の売れ行きまで調査してから最終的に判断するとのこと。
友人でもある浜田編集長の顔とは明かに違う顔になっていた。
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