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Cannes Smile Project 笑顔でつなぐ、カンヌ映画祭
トラブル処理
トラブル処理

何件か励ましの電話が来た。
「イシコ大丈夫? ブログ読んだんだけど財布なくしてパソコン壊れたんだって?」
明らかに電話の向こうで笑っていて、励ましているとは思えない。
電話をくれるだけでも親切なのに、イシコは既にひねくれモードに入っている。
その上、あなた達がかけてくれている電話は、僕の方にどんどん料金が加算される。
1分180円也。
1件5分でも既に900円を突破している。
そのままの番号でかけると繋がってしまうのだから、便利といえば便利だし、どこでもつかまるという、それが仇になるときもあるのだが…。
心配の電話をくれた方々、ありがとう。

というわけで、電話がかかってきても、
「詳しくはブログ読んで〜」
と言えるように、ここでは、その後のトラブル処理の進捗をお知らせしよう。
まずは財布。
お金は諦めた。
問題はカードである。
僕の15年以上になるパートナーのちほに電話をして、アメックス、マスター、VISA
の紛失届け用の電話番号を教えてもらう。
こういうときにパートナーが同じカードを持っているというのは便利である。
最初から紛失用の番号をメモしておけば済むではないかと言われそうだが、できそうでなかなかできないものである。
すぐにカード会社に連絡をする。
「お客様、心配されなくても大丈夫です。すぐにカードをお止めしますので」
マニュアル通りに答えているだけなのだろうが、棒読みなのが気になってしまう。
しかし、
「お客様、ホント大変でしたね…。シクシク…」
同情されて泣かれてしまっても困るのだから、棒読みくらいがちょうどいいのかもしれない。
とにかく悪用されていないようで、安心して再発行の手続きを取る。
カード会社さん、ありがとう。

次はパソコン。
復旧は無理ということがわかったのだが、中身のデータだけは取り出したい。
既にこちらに来てからのデジカメの写真素材の枚数も多いのである。
その上、いつもならデジカメの中にもデータをずっと残しておいていた。
しかし、毎日、パソコンに取り込む時間がかかりすぎるので、昨日、パソコンに取り込んだ後、デジカメの中のデータは全て一度消去してしまったのだ。
せめて旅が終わるまで撮っておけばよかったと思っても、覆水盆に返らずである。
浜田編集長のウインドウズのパソコンにケーブルをつないで、データを取り出そうとするのだが、店員曰くマッキントッシュをハードディスク機能だけにした状態で、ウインドウズのパソコンはつなげないのだそうだ。
スティックメモリーを購入して、店のマッキントッシュで取り出していただくしか方法がないようだ。
その作業だけで140ユーロという約2万円近いお金が吹っ飛んでいくのであった。
もちろん浜田編集長のカードを借りて。

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