トルネード・フィルムが買った映画を観る

映画を観ている割には、映画の作品自体のことに全く触れていなかった。
まずはカンヌ映画祭で記念すべき1本目の映画の話。
アメリカでは賛否両論を巻き起こしている「ブリッジ」。
今回、同行させていただいているトルネード・フィルムが昨年、ロサンゼルスの映画祭で購入した作品である。
ゴールデンゲイトから飛び降り自殺する人達を追ったドキュメンタリー。
こう書いていても、かなりの衝撃な作品である。
橋の上から水面までの距離は秒数にすると約3〜4秒。
水上はコンクリートのような堅さになるとも聞き、たいていの人は即死するとも言われている。
自分の目の前で橋の柵を超え、飛び込もうとしている男性が映っている。
自分がその場に居たらどうする?
呆然と立ちすくんでしまうだろうか?
すぐに助けようとするか?
大声で助けを呼ぶか?
そんなことを自分に問いかけているうちに男性はそのまま川に飛び込んでしまう。
自分が観ている映像はフィクションではなく、ノンフィクションなんだよともう一度、確かめている自分が居る。
衝撃シーンばかりを集めたテレビ番組があるが、それよりインパクトは強い。
その後、何名かの生き残った人や死んでしまった家族のインタビューが綴られていく。
様々なインタビュー(イシコは英語がわからないのだが…)の間に、様々な角度から撮られたゴールデンゲイトが入ってくる。
その橋自体が徐々に恐ろしい怪物に見えてくるから不思議である。
日本では来年公開予定とのことらしい。
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