[cinemacafe.net BACKNUMBER] バックナンバー




June 28, 2006
サッカーW杯。ファッションチェックなど、畏れ多くも…

正直言って、映画よりも盛り上がっているサッカーのワールドカップ。でも、日本代表はダメダメだった。オーストラリア戦で大敗したとき、すでに嫌な予感はしていたけれど、クロアチア戦でわずかな望を持続。でも、やっぱりダメだった。

少なくとも、消化試合ではありませんように…と願いながら、ドイツ行きを楽しみにしていた私。一応、「ブラジルに2点差で勝てば、可能性はあるかもね」などという、今思えばバカバカしいほどに薄い望みを持ちつつ渡ったドイツ。目の前で見た“ブラジルの炸裂具合”は、あまりに凄く、あまりに酷なものだった。

ドルトムントの競技場には、日本人サポーターもいっぱい。前半は、ともに声を枯らして応援してみたものの、後半では周囲の日本人は皆ほぼ茫然自失状態。ブラジルのゴール乱発に狂喜乱舞するブラジル人(ほか、他国のファン)を前に、もう、黙っているしかないという状況なのだった。

その前日にはデュッセルドルフのケーニヒスアレーで、日本サッカー協会の名誉総裁高円宮妃久子様をお見かけしていた私。白のスーツに、程よくセットされたショートヘア。地元のハイソなマダムが集うこの通りでも、上品さはひときわ。「畏れながら、こちらの“日本代表”は、麗しい。サッカーの代表はどうなのだろう…」と、カフェでコーヒーをすすりながら、翌日の試合に思いを馳せていたのだった。しかし、あの在り様。試合をご覧になっていた久子様も、さぞがっかりなさったことだろう。

まあ、負けは負け。気持ちを切り替えて臨んだ、翌日のフランスVS.トーゴ戦。出発前、7月15日公開のドキュメンタリー映画『ジダン』の宣伝担当者に、「私は本物拝んでくるもんね」と自慢げに言ってはみたものの、なんと出場手停止とは。今回は、素敵な“ザビエル”頭を生で見られなかったが、それでも、大好きなアンリのゴールを拝み、なんとか心も落ち着いた私なのだった。

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画像は、日本から同行してくれた“勝ちパンダ”。ブラジルのスタメン発表に、絶叫。結局は、“負けパンダ”に。

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映画的ライフスタイル by 牧口じゅん at 12:53 PM | コメント (0) | トラックバック (0)
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June 10, 2006
カルティエが問う、あなたの恋愛観

今、カルティエが行っている“LOVE”キャンペーンをご存知だろうか。1970年にニューヨークで登場したカルティエの「ラブ」。世界のセレブリティたちに愛されてきたシリーズだ。

中世ヨーロッパで女性(主に妻)の貞操を守るため、出征する騎士らが用いた貞操帯にインスパイアされた商品だが、なかでもバングルが特徴的。誰かにビスをとめてもらうことでしか纏うことができない。それをつけることは束縛なのか。束縛は愛の象徴なのか…。

キャンペーンサイトでは、あなたの恋愛観をも投票によって問いかけている。あなたは束縛したいのか、誰かに束縛されたいのか、それとも束縛は嫌なのか。サイトでは、モニカ・ベルッチ、ルーシー・リューら、各国のセレブリティの恋愛観も紹介されている。私もインタビューを通じて証言集めに参加したのだが、担当した人物(ハリウッドに進出した日本人男優)の言葉は含蓄があって、聞き応えあり。素敵なメッセージ映像も公開されているので、ぜひ訪ねてみて。

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映画的ライフスタイル by 牧口じゅん at 12:18 PM | コメント (0) | トラックバック (0)
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June 02, 2006
ウディ・アレンもメロメロ、スカーレット嬢

ウディ・アレンの新作『マッチ・ポイント』を観た。長年にわたりN.Y.をベースにしてきた監督が、新天地ロンドンで撮影した注目の作品だ。今回は、得意としてきたコメディではなく、サスペンスフルな人間ドラマ。ウディらしいのに、ウディじゃない感じの作風が、驚くべき新鮮さを生んでいる。

成功の鍵を握っているのは、これまでと違ったキャスティング。個性的な顔立ちの“アレン組”俳優たちを廃し、美形を揃えたことで、人間の滑稽さがよりドラマティックに浮き彫りになっている。これまでのようなユニークな俳優を配せば、ドタバタコメディにもできる物語を、あえてシリアスに描いたあたりに、ウディらしい皮肉がこれまでに無いほどぷんぷんにおってくる。

内容をさておくと、次に印象的なのがスカーレット・ヨハンソンだ。今年22歳という若さで、匂い立つようなあの色気は何なのか。上流階級の青年から、成り上がりの元プロテニスプレーヤーまで、メロメロに骨抜きにしてしまうノラ役が見事にはまってしまうのだ。

骨抜きといえば、ウディも実際そうだったらしい。「スカーレットには、すべて揃っている。美しくて、若くて、セクシーで、素晴らしい女優だ。色気や知性も放っている。彼女には幅があり、可笑しみも出せるし、大げさな芝居もできる」と手放しで大絶賛。なるほど…。

ウディは、ひとつのシーンを撮影するのにも、スカーレットにいろいろな衣装を着せ替えて喜んでいたらしい。スカーレットもさすがは“スタイル・アイコン”、その“着せ替えごっこ”をかなり楽しんでいたのだとか。ノラのファッションは、イギリスを意識してなのか、少し崩したトラッドスタイルが中心。デニム+シャツ+ショート丈のテーラードジャケットが定番で、愛用のバッグはマルベリーのロクサーヌ。

マルベリーは、ご存知イギリスの人気皮革ブランド。使い込むほど手に馴染む良質な素材と確かな技術で、世界中のセレブに愛されている。いわゆる“エディターズ・バッグ”と呼ばれるこのバッグ。私も1つ所有しているのだが、何でもどんと来いという懐の大きさが、常に荷物の多い者には嬉しい限り。仕事用バッグを探しているという方は、一度ショップをチェックしてみては。
※4月には、六本木ヒルズに日本初の直営路面店もオープン

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May 24, 2006
世界中にレズビアン旋風!?

「Lの世界」というTVドラマをご存知だろうか。原題は「THE L WORD」。今、ポスト「セックス・アンド・ザ・シティ」として、アメリカ本国はもとより、世界的で熱い視線を注がれている番組だ。

舞台はL.A.。そこに暮らす、スタイリッシュでインテリジェントなレズビアンワールドをスタイリッシュに描いている。登場する女性たちはほぼ全員レズビアン。これまで、TVではコメディとして描かれることが主流だったレズビアンたちの本音と素顔を、初めて本格的に映し出した作品なのだ。

偏見とはいえないまでも、“レズビアン”という響きに一定のイメージを禁じえない人もいるはず。だが、このドラマは既存のイメージを覆してくれ、楽しさ、面白さ、共感を覚え、すっかり魅了されてしまうのだ。

とにかく、美女たちが繰り広げるゴージャスな日常には思わずうっとり。ヴェルサーチ、ドルガバ、プラダ、ジル・サンダーと、登場するブランドも超一流。だが、番組の魅力はそれだけではない。彼女たちが抱える苦悩、社会的な問題まで扱っていて、アメリカの今が新しい視点で映し出されている。とはいえ、内容は固すぎない。ドラマのメインテーマは愛。男女、女女、男男と組み合わせは違っても、求めるものは本物の愛というわけだ。

アメリカで初めての本格的レズビアンドラマだっただけに、放送前はさまざまな議論が生まれるだろうと思っていたスタッフたち。だが、実際に拍子抜けしてしまったほど、好意的に受け入れられている。普遍的なメッセージには、ヘテロもレズビアンもゲイもないという証拠かもしれない。

主演は懐かしいジェニファー・ビールス。先日、ハリウッド版『呪怨2』の撮影のため来日していた彼女にインタビューをしたのだが、「この作品に出会えて本当にラッキーだった」と繰り返していた。(インタビューは発売中の「マリ・クレール」7月号に掲載中)

ビールスの姉役にはパム・グリア。その他、日本では無名ながらも、美貌、実力ともに備えた話題の女優が顔を揃えている。(その中には、シェーンという役名でグウィネスの従兄弟も!)

現在日本では、ケーブルテレビチャンネル、FOXlifeで放映中。今、最も“要チェック”な番組、ぜひお見知り置きを。

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May 10, 2006
キル フェ ボンでも『ダ・ヴィンチ・コード』

東京にお住まいで、東京メトロをお使いの方なら、ストライプの表紙が目印の「アーバンライフ メトロ」というフリーペーパーを見かけたことがあるかもしれない。ニッチな情報を中心に構成した特集や、東京の穴場スポットを紹介するこの媒体はかなり人気で、30万部という部数のほとんどが、配布から2日ほどで専用の黒いBOXから消えてしまう。

縁あって、昨年から企画を手伝っているのだが、5月1日に発行された特別号「もうひとつの表参道」では、本格的に取材&執筆を担当した。特別号は女性をターゲットにしたものだけに、内容も美・食・ファッションを中心に、今注目の表参道を歩き回った。(ただし、もう配布完了。あしからず…)

取材中に訪れた1件が、女性なら知らない人はいない人気のタルトショップ「キル フェ ボン」。店内に一歩足を踏み入れると、そこは別世界。目の前に並ぶ色とりどりのタルトに思わず見入ってしまうが、カントリー風のインテリアもとてもおしゃれ。そんなおしゃれなタルトショップが粋な計らいを始める。映画『ダ・ヴィンチ・コード』の世界同時公開にあわせ、封切日である5月20日から全店でキャンペーンを実施。2000円以上の購入や飲食を対象に、映画のペア鑑賞券が当たるスクラッチカードをくれるのだとか(〜6月4日まで)。

だが、私が気になっているのは、期間限定オリジナルタルト「モナリザの瞳」。チョコレート色でモナリザの深い眼差しを、砕いた黒豆の飴がけで絵のひび割れを表現したという。「サクサクのチョコレートサブレにキル フェ ボン自慢のクラシックショコラを流し、イタリア ナポリ産の栗とともにしっとりと焼き上げ、仕上げにはまろやかなマスカルポーネクリームとほろにがい丹波黒豆の飴がけを砕きふりかけまし
た」。

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うーん、説明を読んでいるだけで、こうばしい香りとチョコの芳醇な甘りが漂ってきそうだ。1ピース630円で味わえる「モナリザ」。カフェで名画を食し、鑑賞券が当たったらならば、言うことなしかも。

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