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May 09, 2006
僕が生まれた年の話〜『初恋』〜

1968年、僕が生まれた年である。同じ年、3億円強奪事件は起きた。犯人は白バイ警官に扮装していたそうだ。小さい頃、この犯人のモンタージュ写真が、様々な場所に張られていたのをよく覚えている。どう見ても、そこに描かれた犯人像は男性だった。しかし、実はその犯人が実は女子高生だった…。

そんな中原みすずの原作を映画化した『初恋』の試写を観た。オープニングにドキッとさせられた。

白バイのヘルメットを脱いだときにはらりと落ちる長い髪。みすず演じる宮崎あおいである。このドキッは何なのだろう。ストーリーの中では出てこないシーンなのに、このシーンが、きっと今後、僕の頭の中に永遠に残るに違いないと思わせるのだ。先ほども書いたように僕は、モンタージュ写真は覚えているのだが、実際の3億円強奪事件の詳しい事情はよく知らない。よって、これがフィクションなのかノンフィクションなのかが、自分の中で葛藤する、このスリル感がたまらない。

最初のドキッが最後まで続き、僕の頭の中に残るのは、そのせいなのかもしれない。

奪われた3億円は、未だに1枚の紙幣も使われていないらしい。
これもまたミステリアスな想像をかきたたせてくれる。

ishiko_060508.jpg::おひょいさん(藤村俊二)が、映画の中でいい味を出してます。ちなみにこの人は、僕がシンガポールで出会ったおひょいさんです。

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映画的ライスタイル by イシコ at 12:23 AM
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