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February 10, 2006
メコン川で子供と対決(1)

メコン川のほとりでボーッとしていたら、ラオス人に声をかけられた。あれ?昨日、札幌のことを書いたばかりじゃないか?と言われそうだが、実は札幌のは1月中旬に行って、既に書いていて、編集部に出し忘れており、実は先週は、ラオスの世界遺産プラパバーンに行っていたのだ。詳しくはホワイトマンHPのダイアリー「イシコの交遊録」を見ていただくとして、とにかく、ラオス人が声をかけてきたのである。

「おえあ うろーむ」
ほとんど英語が話せない僕が言うのも何だが、ひどい英語である。
「ジャパ〜ン」
郷ひろみのように答えてみる。
「オ〜、コンニリハ〜」
おっ! 日本語で答えているではないか。ちなみに、「こんにちは」だが。いや、これは作戦かもしれない。アジアの街ではときどき、志村けんの「アィ〜ン」やTIMの「命」のように日本のお笑い芸人のマネで興味をひきつける作戦にたびたびイシコは引っ掛かっている。

「5ドル デ ヤキモノ ノ ムラ イケマス」
まるで怪しいものを売りつけるような誘い方で彼は言った。ただ、僕は散歩をしながら、メコン川の向こう岸に渡ってみたいなぁと思っていた。ベトナムのホーチミンやミャンマーのパガンでもそうだったが、川を挟むと別世界になることがある。怪しかろうが、何だろうが、とにかく思い切って行ってみることにする。船頭は、人なつっこいソンポと名乗る男だった。たった100メートル程度の川を隔てただけだが、予想通り、そこは観光地になるつつあるプラパバーンとは、全くの別世界だった。

降り立った場所から、とにかく山を登るように階段を登っていく。またしてもワット(寺)である。プランパバーンは、そんなに広くないのに、とにかくワットが多い。5000キット(約50円)を支払い、まだまだ登る。昔、ヤクルトスワローズのキャンプで階段を登っている映像を思い出した。途中、子供達がお供えようの花を買えだの鳥を買えだのと寄ってくる。結局、彼らはワットまでついてきて、僕の座る所をはき、祈る場所を作ってくれた。その粘り強さとホスピタリティにやられ、結局、僕は花を買った。鳥は逃すと幸福になるとかいった儀式用なのかどうかはわからなかったがとにかく買わなかった。

彼らに名前を聞いていくとパット、バット、ドウ、ブッダ、カティーとそれぞれが名乗っていく。彼らと、しばらく対岸のルアンパバールの景色を眺めながら、ほとんど通じないコミュニケーションを楽しむ。「いい時間が過ごせたよ。ありがとう」と日本語で言って、次の場所へ向おうとすると彼らは、急に「マネー!」と言い始めた。明らかに目つきが変わった。それも50000キット(約500円)よこせと言うではないか。こちらの1ヶ月の平均給料が200000キット(約2000円)。「お前ら、よ〜く聞け〜」と金八先生のように先生っぽく日本語で言ってみるが通じるはずもない。12歳になるカティーが脅すように騒ぎ立てるが、「ないものはない!」とイシコも負けずに大きな声を出すと今度は泣き落としに入った。「スクール!スクール!」学校に行くためなのだと言っているようだが、それは今となっては通用しない。結局、1500キット(約15円)だけ渡して次の場所に向かった。

ishiko060209.jpg::ワットが多いので、早朝の托鉢姿も多い。観光客が多くなり、僧侶の托鉢の入れ物に入らなくなっています。

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映画的ライスタイル by イシコ at 12:35 PM
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