冬の足音が聞こえ始めたパリはイベント目白押し。パリコレをはじめとするモードのイベントだけでなく、アートやその他のイベントも盛りだくさん。世界のギャラリーが集まる現代アートの見本市「FIAC」や、写真月間である11月のメインイベント「PARIS PHOTO」も開催された。
世界中のアーティストの作品を見ていると、各々様々なスタンスで創作をしていることがうかがえる。作り手と受け手との間には、長さが違うが距離がある。発表することを前提としているであろう作品なので、その両者間に作品があるのだと思う。
その作品があまりに作り手側にあると、受け手は作り手側の世界に歩み寄ることを強制させられるし、無理に受け手側に近い作品を作ると中身のないモノとして目に映る。フランスを象徴する2大要素、アートとモードはこういう点で共通する。もちろん作り手との相性もあるわけだが、この距離感の取り方が上手な作品には分野を問わず好感が持てる。
自分の花はどうなのだろう。
もつれた糸がだんだんと解けてきそうな予感がした。