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May 24, 2005
全身で感じるモネ

「フランスに数ある庭園の中でも、何度行っても飽きない庭園がある。」

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そんなうわさを聞きつけて、パリから電車とバスで1時間ほどの距離にあるジヴェルニーへ。そこにはクロード・モネが亡くなるまで住み続けた家と庭園がある。その庭園には「睡蓮」の池もある。

季節もいいし天気もいい。電車に乗りながら、モネの絵の数々を思い出す。絵のような光景が広がっていることを期待しつつ、現地に到着。早速庭園の中に入り、眼前に広がる想像以上の大きさの庭園に驚かされた。そしてそこに咲き乱れる花・花・花。まさに楽園。信じられない数の色とりどりの花々が咲き乱れる庭園を抜けるとそこには睡蓮の池。睡蓮の花はまだ咲いていなかったが、池のほとりに咲き乱れる花にまた心打たれる。

圧倒されながら、池のほとりのベンチでひと休み。しばらくすると興奮も冷めてきて、気付いてみると草木の匂いが満ち溢れ、木々の葉の擦れる音が聞こえる。その木々は池の水面に影を落とし、その光景が何とも言えず美しい。

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急に絵のような光景を見たいという気持ちだった自分が小さく感じられる。この五感全てを刺激する庭園があってモネの絵があるわけで、絵があってこの庭園があるわけではない。だから匂いもすれば音も聞こえるし風も感じる。そんな当たり前のことに何だかすごく心打たれる時間を過ごした。

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