[cinemacafe.net BACKNUMBER] バックナンバー




May 06, 2005
スズランの気持ち

5月1日。フランスでは相手の幸せを願って、春を告げる花とされるスズランを贈る風習がある。この日だけは誰でも路上でスズランを売ることが許されており、フランスの街中にスズラン売りが並ぶ。地下鉄の駅構内でもひっきりなしにスズラン売りから声をかけられる。まるでフランス中がスズランの香りに包まれるようだ。

nakamura0506.jpg

今年のスズランの日は前日に引き続き夏が来たかと思えるほどの高温。暑さが苦手なスズランたちにとっては過酷な天候になってしまった。街角だけでなく、花屋の店頭でも厳重に管理されたスズランを売っていたが、残念ながら暑さにやられ、お客さんの手に渡る前にしおれていくスズランたちもいた。 こんなに弱い花だからこそ人に贈るという粋な発想なのだろうが。

花屋で見かけたひとコマ。

「スズランをください。」
「はい。こちらのスズランはあちらのスズランに比べて花も大きくとてもきれいです。 そのためちょっとだけ高くなってしまうんですよね。でも、その分長い間…」
「幸せを買いに来てるんです。ちょっとしたお金で幸せが手に入るなんて、素敵なことですよ。そのスズランをください。」
「はい!」

その男性客の微笑みに満面の笑顔で応える花屋さん。スズランが心なしかシャッキリして見えた

この記事へのトラバはこちらへ!
http://blog.cinemacafe.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2167
映画的ライスタイル by 中村俊月 at 12:00 PM
Go To Top


トラックバック



コメント: スズランの気持ち

初めまして☆ブロッグ拝見してます。素敵ですね〜春のスズラン・・・そしてそんな文化のあるフランスってやはり素敵です。
次回訪ねた時はそんな目線でshungetsuさんともお会い出来ればって思いま〜す。

Posted by かめら〜まん高橋 at May 10, 2005 04:52 PM

かめら〜まんさん、こんにちは。こちらも、楽しみに勇気づけられながら、拝見しております。

お目にかかるのが楽しみです。ではでは。

Posted by shungetsu at May 12, 2005 09:25 PM


(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)